例文・使い方一覧でみる「沁」の意味


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...招魂社辺の蝉の声が遠く込(しみこ)む...   招魂社辺の蝉の声が遠く沁込むの読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...余程(よっぽど)身に(し)みた不気味さに違いない...   余程身に沁みた不気味さに違いないの読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...何となく相手の耳にみこむ響を持つてゐた...   何となく相手の耳に沁みこむ響を持つてゐたの読み方
田畑修一郎 「医師高間房一氏」

...先生の暖いそして静かな心が実感をもって身に(し)みたのであった...   先生の暖いそして静かな心が実感をもって身に沁みたのであったの読み方
中谷宇吉郎 「指導者としての寺田先生」

...今宵もこれ程私の心にみ入っていますので...   今宵もこれ程私の心に沁み入っていますのでの読み方
堀辰雄 「姨捨」

...吐き出す息づかひが荒々しくなるばかりで私は々とこの行軍の早計だつたのを悔ひはぢめてゐた...   吐き出す息づかひが荒々しくなるばかりで私は沁々とこの行軍の早計だつたのを悔ひはぢめてゐたの読み方
牧野信一 「剥製」

...真に私は蘇生の感を々と味はつた...   真に私は蘇生の感を沁々と味はつたの読み方
牧野信一 「夜見の巻」

...はらわたにみとおるように聴えて来るのだ...   はらわたに沁みとおるように聴えて来るのだの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...小説にしかないものがあるということを々感じます...   小説にしかないものがあるということを沁々感じますの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...源氏は身に(し)んで聞いていた...   源氏は身に沁んで聞いていたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...子煩悩な二官の腸(はらわた)へ(し)みてきます...   子煩悩な二官の腸へ沁みてきますの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...々と、舌を通る茶のうまさが味得される...   沁々と、舌を通る茶のうまさが味得されるの読み方
吉川英治 「折々の記」

...々(しみじみ)という...   沁々というの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...――々(しみじみ)そう感じながら...   ――沁々そう感じながらの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...彼の体には犬の血のにおいがみている...   彼の体には犬の血のにおいが沁みているの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...鐘の音は腸(はらわた)にみるほど冴えて聞えた...   鐘の音は腸に沁みるほど冴えて聞えたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...々(しみじみ)とそれを体験した...   沁々とそれを体験したの読み方
蘭郁二郎 「自殺」

...気が違ったんじゃないか――)こんなことを々(しみじみ)と考える程...   気が違ったんじゃないか――)こんなことを沁々と考える程の読み方
蘭郁二郎 「夢鬼」

「沁」の読みかた

「沁」の書き方・書き順

いろんなフォントで「沁」

「沁」の英語の意味


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