...わが商人の小利小欲に汲々として大利を忘れ...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...テオドラ嬢の父は事毎に外相からの内諭で娘の意を嚮(むか)えるに汲々として弱り抜いていたが...
内田魯庵 「四十年前」
...世の事業を以て汲々たる信者は宜(よろ)しく事業上基督の失敗に注目せざるべからず...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...汲々として藩閥の維持に努めた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...寧(むし)ろ妙子が捲(ま)き起す災厄(さいやく)から自分たち一家を守ることにのみ汲々(きゅうきゅう)としていることを...
谷崎潤一郎 「細雪」
...日夜ただ兵備拡張に汲々(きゅうきゅう)として...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...右顧左眄して順応に汲々としている或る種の文化論者の類いである...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...島に住む外国人は皆自己の資財を守るに汲々(きゅうきゅう)としている...
中島敦 「光と風と夢」
...ただ専門の学に汲々としているばかりで...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...皆な此弊を救護せんと汲々たり...
蜷川新 「天皇」
...そして小胆な彼は汲々として働いてゐるのだ...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...恰も偽尊者の如く稍ともすれば自ら汲々たる窮地に陥つた...
牧野信一 「武者窓日記」
...大砲を造ることに汲々として砲弾の用意を忘れたものに等しい...
牧野富太郎 「植物記」
...汲々として紅塵(こうぢん)埃裏(あいり)に没頭し...
山路愛山 「英雄論」
...昔しは儒生実地に用なきの空論にのみ汲々(きふ/\)たりしかば人をして六経は争論の資のみと嘲(あざけ)らしめたりき...
山路愛山 「信仰個条なかるべからず」
...自分たちの特権を汲々(きゅうきゅう)と守ることしか知らぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...この辞句の裏には何よりも信盛が自己の罪のみを汲々(きゅうきゅう)と怖れて弁解している気もちが出ている...
吉川英治 「新書太閤記」
...自己の栄耀(えよう)にのみ汲々(きゅうきゅう)としている実相(さま)が...
吉川英治 「親鸞」
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