例文・使い方一覧でみる「汰」の意味


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...団体の盛衰存亡はすこぶる緩慢でその間に自然淘の働くべき余地がきわめて少ない...   団体の盛衰存亡はすこぶる緩慢でその間に自然淘汰の働くべき余地がきわめて少ないの読み方
丘浅次郎 「人道の正体」

...「昨年中はあまりに御無沙(ごぶさた)致し候(そうろう)ところ伯父さまにはすこやかに月も凍るしべりやの野においでになり露助を捕虜(ほりょ)になされその上名誉ある決死隊に御はいりなされたそうですがかねての御気象さもございましょうとかげながら皆々にて御うわさいたして居りました猶(なお)申上ぐるまでもなく今後共に御身体(からだ)を御大切に我が...   「昨年中はあまりに御無沙汰致し候ところ伯父さまにはすこやかに月も凍るしべりやの野においでになり露助を捕虜になされその上名誉ある決死隊に御はいりなされたそうですがかねての御気象さもございましょうとかげながら皆々にて御うわさいたして居りました猶申上ぐるまでもなく今後共に御身体を御大切に我がの読み方
太宰治 「惜別」

...「御無沙はしていたけれども...   「御無沙汰はしていたけれどもの読み方
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」

...清三さんがお帰りになったかどうか郁治(いくじ)がうかがって来いと申しますものですから……いつもご無沙ばかりいたしておりましてねえ...   清三さんがお帰りになったかどうか郁治がうかがって来いと申しますものですから……いつもご無沙汰ばかりいたしておりましてねえの読み方
田山花袋 「田舎教師」

...越境の沙に屡々及ぶことは周知の通りなのである...   越境の沙汰に屡々及ぶことは周知の通りなのであるの読み方
戸坂潤 「社会時評」

...昇進を取り沙したりしたものだ……が...   昇進を取り沙汰したりしたものだ……がの読み方
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」

...狂気沙(ざた)だ...   狂気沙汰だの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...沙の限りでございます...   沙汰の限りでございますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...どの姉達にも御無沙してしまって...   どの姉達にも御無沙汰してしまっての読み方
林芙美子 「泣虫小僧」

...おそらくアネットにとっては恋愛沙どころじゃないだろうが...   おそらくアネットにとっては恋愛沙汰どころじゃないだろうがの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」

...手持無沙になると丁度彼が煙草でも喫ふやうに...   手持無沙汰になると丁度彼が煙草でも喫ふやうにの読み方
牧野信一 「或る五月の朝の話」

...鶯やおもて通りは馬の鈴鶯や左の耳は馬の鈴いづれかよからん蕉風檀林のけぢめにやなど思ふも僭上の沙なるべし...   鶯やおもて通りは馬の鈴鶯や左の耳は馬の鈴いづれかよからん蕉風檀林のけぢめにやなど思ふも僭上の沙汰なるべしの読み方
正岡子規 「鎌倉一見の記」

...太后が御反対になったにもかかわらず赦免の御沙(ごさた)が...   太后が御反対になったにもかかわらず赦免の御沙汰がの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...これより先(さき)優善が隠居の沙(さた)を蒙(こうむ)った時...   これより先優善が隠居の沙汰を蒙った時の読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...おかしな取沙ではないか...   おかしな取沙汰ではないかの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...同志への音沙がふッつり絶えていた...   同志への音沙汰がふッつり絶えていたの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...「私などが存じあげた沙ではございませんが...   「私などが存じあげた沙汰ではございませんがの読み方
吉川英治 「親鸞」

...いつまで何らの沙もないので...   いつまで何らの沙汰もないのでの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「汰」の読みかた

「汰」の書き方・書き順

いろんなフォントで「汰」

「汰」の英語の意味

「なんとか汰」の一覧  


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