...正気の沙汰じゃない...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...御無沙汰廻りをしてみようかと思いましたけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...正気(しょうき)の沙汰(さた)とも見えません...
中里介山 「大菩薩峠」
...依怙(えこ)の沙汰(さた)のないというところがドコにありますか...
中里介山 「大菩薩峠」
...沙汰の限りのことなのである...
中村地平 「霧の蕃社」
...手持無沙汰(てもちぶさた)だから...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...しかし普通の場合に起る手持無沙汰(てもちぶさた)の感じの代りに...
夏目漱石 「明暗」
...研屋(とぎや)五兵衞の遺書(かきおき)が表沙汰になると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これが表沙汰になつては腹切道具だ」「――」石川良右衞門は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五月七日●昭和二十一年七月 大森区馬込末田方より 広島県佐伯郡平良村 原信嗣宛拝啓 その後は御無沙汰致して居りましたが御元気のことゝ存じます...
原民喜 「書簡」
...一週間ばかりも音沙汰なしでせう...
森林太郎 「身上話」
...だから神を恐れるなどは狂気の沙汰である」...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これがオギャーと生れてから後(のち)の修養や経験に依って整理淘汰されたものが...
夢野久作 「鼻の表現」
...――早くもこの沙汰が...
吉川英治 「三国志」
...沙汰あるまで自邸で謹慎しておれ...
吉川英治 「三国志」
...まことに小人の沙汰である...
吉川英治 「三国志」
...役所沙汰などはふるふるだよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...おまけに狼藉ぶりが匹夫野人(ひっぷやじん)の沙汰である...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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