...昔の中国では、列強諸国が砲艦をもって江河を航行して、通商の自由を要求していたことがあります...
...赤手を以て江河を支ふるの難きよりも...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...江河の堤を決するが如き勢を以て京師に侵入せむと欲したり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...○雪水(せつすゐ)江河(かうが)の源(みなもと)を養(やしな)ふなど...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...江河(こうが)潔清(けつせい)なれば女に佳麗(かれい)多しと謝肇(しやてうせつ)がいひしも理(ことはり)なりとおもひつゝ旅宿(りよしゆく)に帰(かへ)り...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...元気濛鴻、萠芽茲始、遂分二天地一、肇立二乾坤一、啓レ陰感レ陽、分二布元気一、乃孕二中和一、是為レ人也、首生二盤古一、垂レ死化レ身、気成二風雲一、声為二雷霆一、左眼為レ日、右眼為レ月、四肢五体為二四極五獄一、血液為二江河一、筋脈為二地里一、肌肉為二田土一、髪髭為二星辰一、皮毛為二草木一、歯骨為二金石一、精髄為二珠玉一、汗流為二雨沢一、身之諸虫、因二風所一レ感、化為二黎※一、盤古氏、天地万物之祖也、然則生物始二於盤古一、昔盤古氏之死也、頭為二四岳一、目為二日月一、脂、膏為二江海一、毛髪為二草木一、秦漢、間俗説、盤古氏頭為二東岳一、腹為二中岳一、左臀為二南岳一、右臀為二北岳一、足為二西岳一、先儒説、泣為二江河一、気為レ風、声為レ雷、目睫為レ電、古説、喜為レ晴、怒為レ陰、呉楚間説、盤古氏夫妻、陰陽之始也、今南海有二盤古氏墓一、亘二三百里一俗云、後人追二葬盤古一之魂也、天地混沌如二鶏子一、盤古生一レ其中一、万八千歳、天地開闢、陽清為レ天、陰濁為レ地、盤古在二其中一、一日九変、神二於天一、聖於地一、天日高一丈、地日厚一丈、盤古日長一丈、丈如レ此万八千歳、天数極高、地数極深、盤古極長、後乃有二三皇一、数起二於一一、立二成於三一、成二於五一盛二於八一、処二於九一、故天去レ地九万里、三つの源泉の中、はじめの二個は、大躰に於て、全く一致し、其形式に於て、全く同一にして、之を「屍躰化生」の説話、或は尚精密に、「巨人屍躰化生説話」と名づく可し...
高木敏雄 「比較神話学」
...此筆を燒き此塚を發(あば)き一葉の舟を江河に流せば...
高濱虚子 「俳諧師」
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武田祐吉 「古事記」
...また匡衡(まさひら)から数世の孫にあたる大江匡房(まさふさ)も『遊女記』というものを書いてこの沿岸のなまめかしくもにぎやかな風俗を述べ、江河南北、邑々処々(ゆうゆうしょしょ)、分流シテ河内ノ国ニ向フ、之(これ)ヲ江口ト謂(い)フ、蓋(けだ)シ典薬寮味原樹、掃部(かもん)寮大庭ガ庄(しょう)ナリ、摂津ノ国ニ到(いた)レバ神崎蟹島(かにしま)等ノ地アリ、此門連戸、人家絶ユルコトナク、倡女(しょうじょ)群ヲ成シテ扁舟(へんしゅう)ニ棹(さお)サシ、舶ヲ看(かんけん)シテ以テ枕席(ちんせき)ヲ薦(すす)ム、声ハ渓雲ヲ過ギ、韻ハ水風ニ飄(ただよ)ヒ、経廻(けいかい)ノ人、家ヲ忘レザルハナシといい、釣翁(ちょうおう)商客、舳艫(じくろ)相連ナリテ殆(ほと)ンド水ナキガ如シ、蓋シ天下第一ノ楽地ナリともいっている...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...沛然(はいぜん)として江河を決するがごとく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
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中谷宇吉郎 「雪」
...なお黒龍江河盂に沿える満洲に異ならざるにおいてをや...
日野強 「新疆所感」
...江河重為酣戦場...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...王宮の偉大なこと、江河の流れが、その幅に於ても、恐ろしい長さに於ても、実に巨大であること、江河の岸に無数の町々があること、或河の沿岸には約二百の町があり、広い長い大理石の橋が無数の柱に飾られて掛っていることなどを...
和辻哲郎 「鎖国」
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