例文・使い方一覧でみる「汐汲」の意味

...陸奥の汐汲（しおく）みの娘が... 陸奥の汐汲みの娘がの読み方
芥川龍之介「貉」

...最後には汐汲（しおく）みの娘自身さえ... 最後には汐汲みの娘自身さえの読み方
芥川龍之介「貉」

...松風（まつかぜ）村雨（むらさめ）の汐汲桶（しほくみをけ）... 松風村雨の汐汲桶の読み方
内田魯庵「犬物語」

...床の間に置いてあつた汐汲の博多人形の首がころりと轉がつた... 床の間に置いてあつた汐汲の博多人形の首がころりと轉がつたの読み方
高濱虚子「横山」

...「汐汲（しおくみ）」の... 「汐汲」のの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...汐汲（しおく）みならぬ髯男の水汲と出かけた... 汐汲みならぬ髯男の水汲と出かけたの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...汐汲みならぬ髯男の水汲みと出かけた... 汐汲みならぬ髯男の水汲みと出かけたの読み方
徳冨盧花「水汲み」

...『汐汲車わづかなる』と同音で歌ひ出す... 『汐汲車わづかなる』と同音で歌ひ出すの読み方
野口米次郎「能楽論」

...『汐汲車よるべなき身は海士人の袖ともに思ひを乾さぬ心かな』と...
野口米次郎「能楽論」

...『汐汲む為めとは思へども... 『汐汲む為めとは思へどもの読み方
野口米次郎「能楽論」

...漁師までびっくりさせた勇敢な汐汲（しおく）み少女（前出）のおたきさんである... 漁師までびっくりさせた勇敢な汐汲み少女のおたきさんであるの読み方
長谷川時雨「西川小りん」

...「汐汲み」を踊って... 「汐汲み」を踊っての読み方
三浦環「お蝶夫人」

...女が汐汲（しおく）みときまっている... 女が汐汲みときまっているの読み方
森鴎外「山椒大夫」

...お前に汐汲みをよさせて... お前に汐汲みをよさせての読み方
森鴎外「山椒大夫」

...老人の汐汲（しおくみ）の一段で「東からげの潮衣――オ」という引節（ひきふし）の中で汐を汲み上げる呼吸がどうしても出来なかった... 老人の汐汲の一段で「東からげの潮衣――オ」という引節の中で汐を汲み上げる呼吸がどうしても出来なかったの読み方
夢野久作「梅津只圓翁伝」

...そのまま波に追われながら後退（あとしざ）りして来る海士（あま）の呼吸を見てやっと能静氏の教うる「汐汲み」の呼吸がわかった... そのまま波に追われながら後退りして来る海士の呼吸を見てやっと能静氏の教うる「汐汲み」の呼吸がわかったの読み方
夢野久作「梅津只圓翁伝」

...汐汲その他のレコードを聞く... 汐汲その他のレコードを聞くの読み方
横光利一「欧洲紀行」

👨話題の人々👩