...俺の文章は光を求める心によつて緊張してゐるのみである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...「すでにロンドンの失ったものをロンドンに求める」無理な旅人にとって...
谷譲次 「踊る地平線」
...妹は給血者を求める下心から彼等に知らせようと云い出したのであること...
谷崎潤一郎 「細雪」
...しか求めることを知らない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...災難を求めるようなものです」「ただは帰れませんから...
中里介山 「大菩薩峠」
...いま私は求める、生き甲斐もない我が身をして、新らしい土地にかへす所の墓場を...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...純粋理性の諸要素を実験によって証明されもしくは反駁され得るもののうちに求めるところにある」...
三木清 「哲学入門」
...と求める声に応じてその要求をとりあげるよりヒューマニスティックな文学論のようにさえうけとられたのであった...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)」
...心はなかなか激しく求めるものがあった...
宮本百合子 「寒の梅」
...今日真面目な文学らしい文学を求める心が一般に動いている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...特に中世紀という歴史的事実にその強い根拠を求める...
柳宗悦 「工藝の道」
...旅人が水を求めると...
柳田国男 「年中行事覚書」
...正しい方法論を求めることは...
矢部貞治 「政治学入門」
...いつもおみやのほうから求めるし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...何につけても姫草さん姫草さんと尋ね求める態度を見ると...
夢野久作 「少女地獄」
...求める品は手に返った...
吉川英治 「江戸三国志」
...広い焼けあとにはなお焼け出されたままの姿で何を求めるか歩いている人影もある...
吉川英治 「新書太閤記」
...北京からは先にも禁軍の救援を求める早打が来ているが...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
