...こんな現象が永続すると自然に特別の階級が出来て...
石川三四郎 「農民自治の理論と実際」
...その歴史を保存しその国体を永続するために...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...不正な法律と良心の争いは永続するものでない...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...ここに集団が――人工的な永続する群衆(例えば軍隊や教会)が――成り立つというのである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...永続する自我に対する不可解な継承的愛情...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...永続するものではない...
蜷川新 「天皇」
...いつまでもそれは永続するもので...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...このくらい紙があれば仕事は永続するに違(ちが)いないと先(ま)ず信仰して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...しかし怒は永続する場合その純粋性を保つことが困難である...
三木清 「人生論ノート」
...肉慾(にくよく)的な愛も永続する場合次第に浄化されて一層高次の愛に高まってゆくことができる...
三木清 「人生論ノート」
...しかるに怒においては永続することによって一層高次の怒に高まるということがない...
三木清 「人生論ノート」
...だから噂は永続するに従って神話に変ってゆく...
三木清 「人生論ノート」
...又は一つの演劇運動は永続する必要がある...
三好十郎 「俳優への手紙」
...今のままの性格を持ちつづけて行ったのでは苦楽座は健全な姿では決して永続する筈が無いからである...
三好十郎 「俳優への手紙」
...永続することも存在の中にじっとしていることもできないものの変化や推移や変遷を示す言葉なのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...永続するものであらしめんとせば...
山路愛山 「英雄論」
...こうした結婚が永続するかしないかは...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...しかしその騰貴が永続するか否かは...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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