...「永日漸く夢に通ふ」のように、長い時間が経つことを表す...
...夏場は永日暑さに悩まされる...
...永日待ち続けても彼は戻ってこなかった...
...永日の努力の甲斐あって、ようやく目標を達成した...
...永日の旅の末、彼は故郷に帰ってくることができた...
...」(「永日小品」の「蛇」)「風が高い建物に当たつて...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...」(「永日小品」の「暖かい夢」)これはいづれも数語の中に一事件の起る背景を描いた辣腕(らつわん)を示してゐるものであります...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...気永日永に寝てゐませう(病中)四月三十日久しぶりにようねむれた...
種田山頭火 「其中日記」
...気永日永に養生する外ない...
種田山頭火 「其中日記」
...永日、そして長夜、情ないけれど私の現実だ...
種田山頭火 「其中日記」
...一旦の別離を悲しんで永日の悲歎をお残しなされぬように」と再三なぐさめの言葉を申した...
中里介山 「法然行伝」
...繭むすぶ糸の永日を...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...いずれ永日(えいじつ)御面晤(ごめんご)を期すという端書(はがき)があったので...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...いづれ永日として...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ああふるさとの永日に少女子どものなつかしさたとしへもなきなつかしさやさしく指を眼にあててももいろの秋の夕日をすかしみるわが身の春は土にうもれて空しく草木の根をひたせる涙...
萩原朔太郎 「秋日行語」
...永日の嘆きはいやさらにときがたし...
萩原朔太郎 「利根川の岸邊より」
...一時の奇貨(きか)も永日の正貨(せいか)に変化し...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...少女驚いて耳を欹(そばだ)つればをかしや檐頭(えんとう)の鸚鵡(おうむ)永日に倦(う)んでこの戯(たわむれ)を為すなり...
正岡子規 「俳諧大要」
...春の永日(ながび)がようやく入り日の刻になるころ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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室生犀星 「抒情小曲集」
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