...夏には氷塊をたくさん作って冷たい飲み物を楽しむ...
...寒い冬には氷塊を投げ合って遊ぶのが子供たちの遊びだ...
...氷塊が道路を滑りやすくして交通事故が起きた...
...彼は氷塊を使って飲み物を冷やすのが好きだ...
...氷塊が溶けて水になると、容器の中の液量が変わることを考慮しなければいけない...
...さて顔を出した所をお馴染の氷塊を落下させ頭部を紛砕する...
井上良夫 「J・D・カーの密室犯罪の研究」
...一個の氷塊を路上へ落として行く...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...砕けた氷塊の流れにつれて触れ合ふ音は...
田山録弥 「船路」
...窕子の胸は大きな氷塊にでも塞がされたやうに一種何とも言はれない冷めたさと嚴そかさとに撲たれた...
田山花袋 「道綱の母」
...頸(くび)のまわりには大きな氷塊が二つ三つころがっていた...
寺田寅彦 「柿の種」
...その結果この星の表面を縦横に走っている運河のようなものが南北両極の氷塊の消長につれて隠見する有様が仔細に知れた...
寺田寅彦 「話の種」
...大氷塊の向うに隠れたり...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...削り立つたやうな氷塊が重畳してゐて...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...東北島の北方の氷塊の上に漂着してゐたのを発見され...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...気泡の多い氷塊となっている...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...氷塊と氷塊の薄暗いはざまから...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...この大氷塊の腔裏(こうり)に今なお...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...このメンデンホールの氷塊を拾ってきて...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...それから、手に手に半月刀を翻す一団の荒武者が阿修羅の如く猛り立つて魚の腹を裂き、氷塊を詰め込み、見る間に魚の山をとり崩して行く鮮やかさなどは観る者に息もつかせない花々しさである...
牧野信一 「村のストア派」
......
槇村浩 「間島パルチザンの歌」
...それは天皇と独裁官とが分割する!曠原と氷塊と密林と漠草との二千里の距離にか!―――否!こゝにわれらの精力の根源はツンドラに花咲かせ鉄軌と工場とコルホーズに鉄と電気のハーモニーを奏で美くしい自由の花園を育てあげた―――サヴェート同盟!鉄鎖でなく...
槇村浩 「獄内にてドイツの同志を思う歌」
...エルベがわ上流の雪消(ゆきげ)にはちす葉のごとき氷塊...
森鴎外 「文づかい」
...水上では沢山の海豹類がゆっくりと流れる氷塊の間を泳いだり大の字になって漂ったりしていた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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