...冬の酷寒には水滴の代わりに美しい羽毛状の氷の結晶模様ができる...
寺田寅彦 「日常身辺の物理的諸問題」
...雪の結晶はもちろん氷の結晶であって...
中谷宇吉郎 「雨を降らす話」
...氷の結晶かと思って凍りつくかもしれない...
中谷宇吉郎 「雨を降らす話」
...ところで氷の結晶には...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...これを簡単な言葉でいえば、氷の結晶は、主軸の方向には、石の如く硬く、それと直角の方向には、水あめの如く軟かいということになる...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...例えば水蒸気の昇華(しょうか)作用で出来た氷の結晶が即ち雪であるというような話は...
中谷宇吉郎 「自然の恵み」
...これは普通大きさが直径百分の一ミリくらいのきわめて小さい氷の結晶である...
中谷宇吉郎 「自然の恵み」
...これは水蒸気が昇華作用によって直接に氷の結晶になったもので...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...水蒸気が木の枝の表面に凝縮して氷の結晶になったものが...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...水があのように完全に分離して氷の結晶として凍り出るのは...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...氷の結晶にもちゃんと天地人が揃っているものと感心した...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...雪は水が氷の結晶となったものなのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...故に巻雲あるいは巻層雲は頭の尖った六角柱の氷の結晶から成るものであると見るのが現在の所かなりの定説となっているのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...氷の結晶系たる六方晶系の縦の方向の軸即ち主軸の方向に発達した結晶である...
中谷宇吉郎 「雪」
...気温によって水滴になるかまたは氷の結晶となって分れ出るはずであるが...
中谷宇吉郎 「雪」
...けっきょく氷の結晶のことであって...
中谷宇吉郎 「雪三題」
...氷の結晶はせいぜい数センチくらいのものである...
中谷宇吉郎 「雪の化石2」
...」窓はいちめん蘭か何かの葉の形をした氷の結晶で飾られてゐました...
宮澤賢治 「氷と後光」
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