...大きな道路を車水馬竜のように走行する...
...駅前は車水馬竜でとても混雑している...
...雨の夜に車水馬竜を運転するのは危険だ...
...パレードの際には、車水馬竜が観客を楽しませる...
...車水馬竜を見て、大都会に来たんだなと感じた...
...水馬(みずすまし)の刎(は)ねるように...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...水の面は水馬(みづすまし)かなぞでもゐるやうに...
鈴木三重吉 「女の子」
...水の中には何時も茶碗のかけ飯粒菜葉などが落っこちて小魚(ざこ)や水馬(あめんぼう)が群って居る...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...汀には木の葉の滴りが水に大きな輪を描いて水馬が小さな輪を描いて居る...
長塚節 「佐渡が島」
...水馬の術などは、その馬の性状を生かすのが主意で、重い鎧(よろひ)を着けた人間が、馬に泳がして貰ふ術といつても宜い――まして音無瀬(おとなせ)と言はれた名馬が、橋から落ちたくらゐのことで容易に死ぬ筈はない」「すると」「待つてくれ――平次、落ちるにしても人を乘せた馬が仰向きになるのはをかしい...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二十騎ばかりの伴を連れて宇治の平等院でひとしきり水馬(すいば)をやったうえ...
久生十蘭 「無月物語」
...また東風(こち)菫(すみれ)蝶(ちょう)虻(あぶ)蜂孑孑(ぼうふら)蝸牛(かたつむり)水馬(みずすまし)虫(まいまいむし)蜘子(くものこ)蚤(のみ)蚊(か)撫子(なでしこ)扇燈籠(とうろう)草花 火鉢炬燵(こたつ)足袋(たび)冬の蠅(はえ)埋火(うずみび)等はその繊細なる者なり...
正岡子規 「俳諧大要」
...「水馬演習(すいばえんしゅう)だ...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...池の水馬(みずすまし)に小石を投げております...
吉川英治 「江戸三国志」
...水馬隊を編成して...
吉川英治 「私本太平記」
...水から揚ッた水馬隊と共に...
吉川英治 「私本太平記」
...水馬(すいば)さえ達者(たっしゃ)なら...
吉川英治 「神州天馬侠」
...水馬に遊び暮したことが...
吉川英治 「新書太閤記」
...水馬で渡ったことは何十遍も経験があるのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼はただ日頃の水馬の錬成(れんせい)をきょうはただ甲冑を着けてしている程度にしか思っていなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...『…………』蘆(あし)と蘆との間の静かなさざ波を切って水馬(みずすまし)や川海老(かわえび)が小さな波紋を縦横(じゅうおう)に描いている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...何か?」「愉快でござりますな」「心地よいの」「若侍たちの水馬も...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...水馬に馴れない兵たちに教えた...
吉川英治 「源頼朝」
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