...横にころがった瀬戸引きの水飲みを取り上げると...
石川欣一 「可愛い山」
...瀬戸引のコップ一つが水飲みになり...
石川欣一 「山を思う」
...『しかし空気は随分な水飲みだつて事が今解りました...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...ジユウルの云ふ大水飲みの空気は...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...錫の水飲みをそへて持つていきました...
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」
...唐辛苗七本三銭一金十七銭 焼酎壱合五勺一金八銭 石油二合一金五銭 醤油一合一金五銭 塩一金四銭 なでしこ一金九銭 ハガキ六枚・月草を植ゑて一人・鉢の子の米の白さよ・注連を張られて巌も五月・初夏や人は水飲み馬は草喰み二句追加・うごかない水へ咲けるは馬酔木の花で・ゆく春の身のまはりいやな音ばかり五月三十日晴...
種田山頭火 「行乞記」
...そのわきの水飲みコップの...
寺田寅彦 「B教授の死」
...月光のごとき汝の光がいかに快いことであろう! 万人が水を飲まんとて足を踏み込み濁らしてる共同水飲み場から...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...水飲み場の傾斜を上ってゆかなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...馬車は水飲み場の傾斜をおりて汀(みぎわ)までやってき...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...水飲みを指さした...
直木三十五 「南国太平記」
...よく前の川へ鹿の野郎が水飲みに来たっけ...
中里介山 「大菩薩峠」
...村はずれの井戸に水飲みに出かけると...
野上豊一郎 「ヴェルダン」
...老人は水飲み台のほうへ立っていって...
久生十蘭 「キャラコさん」
...……はい、さようなら……」と、水飲み台や、ベンチや、まわりの草や樹(き)にいちいち愛想よく挨拶すると、背中を丸くして跛(ちんば)をひきながら、馬のいるほうへヒョックリ、ヒョックリ戻ってゆく...
久生十蘭 「キャラコさん」
...……落葉のたまった水飲み台から一杯の水をくんで...
久生十蘭 「キャラコさん」
...水牛来て訳を聞いて角両(ふた)つ堕(おと)し川へ水飲みに往くと...
南方熊楠 「十二支考」
...野郎が台所へ水飲みに来たから...
若杉鳥子 「ある遊郭での出来事」
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