...胆沢城(いざはじやう)(今の岩手県水沢町附近)を築いて鎮所となしたとあるが...
太宰治 「津軽」
...それよりまだ日も高ければとて水沢(みさわ)の観音に詣(もう)で...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...木村栄博士は昨年まで水沢の緯度観測所所長として...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...ここに水沢(すいたく)の気があれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...水沢の緯度観測所長の木村栄博士が学校に見え...
中谷宇吉郎 「若き日の思い出」
...工藤君と水沢君が見物がおそくなるからと誘いに来るまで...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...また水沢君がジョファになってくれて...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...お前は向うの水沢のそばへでも行っていろ...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...暑くて/\冷水沢山のむ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...また同じく明治二十年頃小岩村江戸川寄りの水沢地でも出会った...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その前の日はあの水沢の臨時緯度(いど)観測所も通った...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...およそ百キロの距離にある水沢臨時緯度観測所の百二十倍微動計は...
武者金吉 「地震なまず」
...水沢や一の関には五...
柳宗悦 「陸中雑記」
...陸中水沢(みずさわ)に近い化粧(けわい)坂の薬師が...
柳田国男 「年中行事覚書」
...羽前水沢駅で降りて半里...
横光利一 「夜の靴」
...羽前水沢駅という札の立った最初の寒駅に汽車が停車したとき...
横光利一 「夜の靴」
...「これをどうして水沢まで持って帰られますか...
横光利一 「夜の靴」
...清水沢の鼻まで進め...
吉川英治 「新書太閤記」
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