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谷崎潤一郎 「春琴抄」
...九つの歳(とし)父母に従うて東海道を下りし時こゝの水楼に魚(はや)の塩焼の骨と肉とが面白く離るゝを面白がりし事など思い出してはこの頃の吾なつかしく...
寺田寅彦 「東上記」
...近水楼台先得月、と中井桜洲山人の額(がく)がかゝって居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...旧恨(きゅうこん)纏綿(てんめん)として夢(ゆめ)真ならず今夜水楼先得レ月...
永井荷風 「夏の町」
...五時から俵家の叔母の何ヶ日忌かで山水楼へ招かれ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その足で山水楼の「婦人画報」座談会へ行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...五時半、山水楼で、浅井挙曄に来て貰って「涼風」の音楽の打合せしながら食事する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十二時に山水楼へ出かける...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...三時に家を出て、山水楼へ、週刊朝日の座談会...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...山水楼のテッパツチーカイと五目めしを食ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...迎への車で山水楼へ行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...山水楼の五目めしと鶏スープを平げ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...山水楼――高く出すとうまいものを出す...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...復(また)もとの水楼へもどった...
正岡子規 「句合の月」
...またこちらが望水楼へ招いたときも会っている...
山本周五郎 「いさましい話」
...八木隼人と二人で望水楼へゆき...
山本周五郎 「いさましい話」
...和泉橋の脇にある観水楼とかいう二階造りの料亭で...
山本周五郎 「思い違い物語」
...この辺に水楼(すいろう)の灯は見えない...
吉川英治 「新書太閤記」
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