...あの人は水手として船で働いている...
...父は若いころ一度も水手で働いたことがない...
...水手の仕事は大変だけど、収入はそれなりにある...
...船での長い航海中、水手たちは退屈しないようにいろいろな娯楽を楽しんでいる...
...水手達が大きなプロペラを回すのを手伝った...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...額を水手拭で冷してやった...
豊島与志雄 「変な男」
...澄子が水手拭で額を冷してやってる間に...
豊島与志雄 「変な男」
...お松さんを陸(おか)まで連れてって上げろ」「よし来た」水手(かこ)の勝が威勢よく返事をしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その後で船頭、親仁(おやじ)、水手(かこ)、舵手(かじとり)らが、「なるほど、宇治山田の町ではこのごろ火の用心が厳(きび)しいということだ、山へ逃げ込んだ悪者が火をつけに来るといって、廻状(かいじょう)で用心していたっけ、ことによるとその火つけの悪者でも追い込んだかな」「そうかも知れねえ」「待て待て、汐合(しおあい)の水門(みなと)から伝馬が一艘(そう)、無提灯でこっちへ来るようだぞ」「お松さんの舟じゃあるめえな...
中里介山 「大菩薩峠」
...水手(かこ)たちの口の端(は)に上らないところを以てして見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...がやがや騒ぐ水手(かこ)楫取(かじとり)どもをおさえた船頭が...
中里介山 「大菩薩峠」
...こういう心持で、船の中の乗組、船頭、水手(かこ)、楫取(かんどり)のすべての面を頭に浮べたが、どうも考えてみただけでは、これはと思わしい相手が思いつかない...
中里介山 「大菩薩峠」
...……それから焼落ちて水手(みずて)が引きあげるまで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...漁村には漁夫水手(かこ)相応の手軽き礼拝堂あり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...六九水手向(みずたむ)け鉢に水を盛って盆棚に供える場合...
柳田国男 「年中行事覚書」
...五之木五郎が水手桶(みずておけ)を担いで通りかかっていて...
山本周五郎 「似而非物語」
...五之木は水手桶を下におろし...
山本周五郎 「似而非物語」
...規則だから水手桶は積んであるが...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...清砂を掃いたり水手桶を積んだりして...
山本周五郎 「新潮記」
...冷たい水手拭をしぼって来ると...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...彼女の頭(つむり)を水手拭で冷やしたり薬の番をしたりして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それまで水手拭(みずてぬぐい)を当てていた頭の髪を結び...
吉川英治 「宮本武蔵」
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