...高薫氤(いんうん)...
石川啄木 「閑天地」
...若し私が此の胸中の氤(いんうん)を言葉によって吐き出す事をしなかったら...
高村光太郎 「自分と詩との関係」
...これが無ければ私の胸中の氤は爆発に到るに違いないのであり...
高村光太郎 「自分と詩との関係」
...氤(いんうん)たる瞑氛(めいふん)が散るともなしに四肢五体に纏綿(てんめん)して...
夏目漱石 「草枕」
...時には氤(いんうん)たる口気(こうき)に接して自(おの)ずから野鄙(やひ)の情も失(う)せ...
福田英子 「妾の半生涯」
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