...渠のこの旅行中初めておぼえる冷氣だ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...浪人生活(ろうにんせいくわつ)の氣樂(きらく)さは...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...子供が病氣になつて居てどうもさういふ心持になれなかつた...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...身なりにも氣をつけるようになり...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...氣の永いことをするのうといひながら博勞が余の手もとを見つめる...
長塚節 「佐渡が島」
...几帳面な塗抹主義を根氣に實行したとすれば...
夏目漱石 「子規の畫」
...私は何となく微笑したいやうな氣持になつた...
南部修太郎 「病院の窓」
...何の氣もなく表へ出した金看板を讀むと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若しや氣取(けど)られたんぢやあるまいかと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...聞いて居る者が多いのに氣がついたのか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...十年氣違ひにされた上...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いぢらしくも健氣(けなげ)な姿――嫁のお信には...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...丁度昨日の續きを訊く氣で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何でもないンですものと云つた強氣をみせてゐた...
林芙美子 「或る女」
...あんたはそれに氣づいたことはないのか?」「ロチスターさんはお客さま方と一緒にゐて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...氣が妙に浮(うは)ついて來て...
三島霜川 「昔の女」
...私はそれに氣をとられて讀んでゐた本を机の上に置かうとしてうなじを上げた...
三好達治 「艸千里」
...われ知らず何か言ひかけたい氣にもなつた...
若山牧水 「鴉と正覺坊」
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