...彼等は休暇で歸省の途上にあつて、いかにも陽氣で、これから澤山樂しいことが待つてゐるのだと勇んでゐるのだつた...
アーヴィング 高垣松雄訳 「驛傳馬車」
...昨日、松の樹の下蔭に出かゝつてゐる菌を踏んだら、紅味を潮した白い色の、汁氣の多い、彈力のあるその肌が、俺に生命の印象を與へた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...私のフランス語の勇氣をくじかぬやうにと考へて特に不問にふしたのだといふ...
石川三四郎 「浪」
...白地(あからさま)に見せつけられた樣な氣がして...
石川啄木 「鳥影」
...唯時々不思議なやうな氣がするだけである...
石川啄木 「葉書」
...太洋の岸邊所載)鶯此頃どこか近所に住んで居る鶯が裏の空地へ來ては頻りに啼くいつもたつた一羽切りで朝から晝過ぎまで朝らしい氣持を失はないで疲れもしないで啼いてゐる...
千家元麿 「自分は見た」
...自分の膝下をやられるのを平氣の平左衞門で居る...
田中正造 「亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問」
...自分は氣が氣でなかつたが仕方がない...
長塚節 「記憶のまゝ」
...何にか恐ろしい事の前兆(しらせ)のやうな氣がしてならないんだが――」「よし/\、お前がそんなに心配するなら、少々氣が變でも、綺麗な新造のために何んか役に立つてやらう、――尤も、三日とも續けて同じ物を出しや氣狂ひの仕業だが、三日とも違つた物を出してゐるのは少しをかしい」「でせう、親分」「氣狂ひなら同じことをくり返す筈だ」平次は湯島への道を辿り乍ら、斯(やうや)く本氣になつたらしい調子で、かう八五郎に話して聽かせるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――變なものに氣が付きませんか」彌三郎は八五郎の耳に囁くのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこまでは氣が付かなかつたかも知れない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...海の底のやうに靜まり返つた一座の空氣は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次の氣持はわかりません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どんな事に氣が付いた」「先づ第一に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この氣持のいゝ椅子に掛けてる私の位置をくづさなくちや...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...あなたを一人つきりで置いて行くのはあんまり可哀相な氣がしますよ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...邪魔氣だから早くひきとれと矢釜しくいひます...
横瀬夜雨 「五葉の松」
...そのたびに私は自分にムチ打つやうな氣持で...
吉川英治 「折々の記」
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