例文・使い方一覧でみる「気長に」の意味


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...気長に酒のあたたまるのを待っていたが...   気長に酒のあたたまるのを待っていたがの読み方
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」

...リヽーが外へ出て来るのを気長に待つてゐるより外に手はないのだが...   リヽーが外へ出て来るのを気長に待つてゐるより外に手はないのだがの読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」

...気長に好機を待つことにした...   気長に好機を待つことにしたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...一時頃までも気長にぼんやりしている...   一時頃までも気長にぼんやりしているの読み方
豊島与志雄 「北支点描」

...少しの休みもなく而も気長に身仕舞をした...   少しの休みもなく而も気長に身仕舞をしたの読み方
豊島与志雄 「理想の女」

...お梅もやはりそいつらの手で気長にすこしずつ毒でも盛られて弱らされ...   お梅もやはりそいつらの手で気長にすこしずつ毒でも盛られて弱らされの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...まず邪魔な惣領のお梅を砒霜(ひそう)の毒で気長に盛り殺し...   まず邪魔な惣領のお梅を砒霜の毒で気長に盛り殺しの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...……少し気長に話し合えばよいのだ...   ……少し気長に話し合えばよいのだの読み方
三好十郎 「斬られの仙太」

...その代り涼しい処で気長に丁寧(ていねい)に泡立てて拵えて御覧なさいまし...   その代り涼しい処で気長に丁寧に泡立てて拵えて御覧なさいましの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...第三炒米(いりごめ)の粥これは一旦(いったん)お米の洗ったのを乾かせて炮烙(ほうろく)でよく炒って少し塩を加えて水から気長に弱い火で煮ます...   第三炒米の粥これは一旦お米の洗ったのを乾かせて炮烙でよく炒って少し塩を加えて水から気長に弱い火で煮ますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...それを鰹節(かつぶし)の煎汁(だし)とお酒と醤油とで二時間ほど気長に弱火(とろび)で煮て三分位の輪切りにし出します...   それを鰹節の煎汁とお酒と醤油とで二時間ほど気長に弱火で煮て三分位の輪切りにし出しますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...この火加減(ひかげん)がむずかしいものでお湯がグラグラ沸立(にえた)つとプデンへ鬆(す)が出来ますから弱火(とろび)で気長に四十分間位湯煮(ゆで)なければなりません...   この火加減がむずかしいものでお湯がグラグラ沸立つとプデンへ鬆が出来ますから弱火で気長に四十分間位湯煮なければなりませんの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...再会を気長に待っていられなくなって...   再会を気長に待っていられなくなっての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...まじめな男の心というものは、匂宮などの風流男とは違っていて、気長に考えて、いずれはその人をこそ一生の妻とする女性であるが、あちらに愛情の生まれるまでは力ずくがましい結婚はしたくないと思い、故人の宮への情誼(じょうぎ)を重く考える点で女王(にょおう)の心が動いてくるようにと願っているのであった...   まじめな男の心というものは、匂宮などの風流男とは違っていて、気長に考えて、いずれはその人をこそ一生の妻とする女性であるが、あちらに愛情の生まれるまでは力ずくがましい結婚はしたくないと思い、故人の宮への情誼を重く考える点で女王の心が動いてくるようにと願っているのであったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...時刻になるまで気長に待つ積で...   時刻になるまで気長に待つ積での読み方
森鴎外 「追儺」

...客は鰻の焼けるまで香の物で一杯、気長に待つ...   客は鰻の焼けるまで香の物で一杯、気長に待つの読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...気長に足利弱小化を...   気長に足利弱小化をの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...気長に時を待つのほか...   気長に時を待つのほかの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「気長に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「気長に」


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せめぎ合う   ふきこみ   日照時間  

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