例文・使い方一覧でみる「気長に」の意味


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...A あまり性急だったお蔭(かげ)で気長になったのだ...   A あまり性急だったお蔭で気長になったのだの読み方
石川啄木 「一利己主義者と友人との対話」

...気長に養生さっしゃるが何より薬じゃ...   気長に養生さっしゃるが何より薬じゃの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...まあ気長にみっちりやるんだね...   まあ気長にみっちりやるんだねの読み方
太宰治 「正義と微笑」

...その間に気長に妙子を説得もし...   その間に気長に妙子を説得もしの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...リヽーが外へ出て来るのを気長に待つてゐるより外に手はないのだが...   リヽーが外へ出て来るのを気長に待つてゐるより外に手はないのだがの読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」

...気長にそしてなしくずしにこれを償却しなければならないのである...   気長にそしてなしくずしにこれを償却しなければならないのであるの読み方
寺田寅彦 「田園雑感」

...政治上の地質学者たる経済学者らから気長に研究された力学的法則に従って...   政治上の地質学者たる経済学者らから気長に研究された力学的法則に従っての読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...小さい家でも建てて、気長に、養生でもせぬと」それで、七年の夏から、金沢に、四十七坪の、ほんの小さい家――書斎、次の間、茶の間、子供、女中の五間――何うだ、玄関もないし、客間も応接間もない、ほんの家族が、それぞれの部屋をもってるというだけの家を建てかけた...   小さい家でも建てて、気長に、養生でもせぬと」それで、七年の夏から、金沢に、四十七坪の、ほんの小さい家――書斎、次の間、茶の間、子供、女中の五間――何うだ、玄関もないし、客間も応接間もない、ほんの家族が、それぞれの部屋をもってるというだけの家を建てかけたの読み方
直木三十五 「死までを語る」

...気長に暑いもんだ...   気長に暑いもんだの読み方
夏目漱石 「坊っちゃん」

...気長に捜したら出て来るだろう」平次は諦(あきら)めて寺を立出でました...   気長に捜したら出て来るだろう」平次は諦めて寺を立出でましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...お梅もやはりそいつらの手で気長にすこしずつ毒でも盛られて弱らされ...   お梅もやはりそいつらの手で気長にすこしずつ毒でも盛られて弱らされの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...蝋燭の火で気長に腋を焼くぐらいのことしかしないが...   蝋燭の火で気長に腋を焼くぐらいのことしかしないがの読み方
久生十蘭 「新西遊記」

...その代り涼しい処で気長に丁寧(ていねい)に泡立てて拵えて御覧なさいまし...   その代り涼しい処で気長に丁寧に泡立てて拵えて御覧なさいましの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...牛乳の中へ少し塩を加えて入れて弱火(とろび)で気長に二時間も煮るのです...   牛乳の中へ少し塩を加えて入れて弱火で気長に二時間も煮るのですの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...そこで昨日(きのう)絞っておいたササゲと薩摩芋の輪切りにしたのと混ぜて蒸籠(せいろう)でよく気長に蒸します...   そこで昨日絞っておいたササゲと薩摩芋の輪切りにしたのと混ぜて蒸籠でよく気長に蒸しますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...その時前の物を大匙へ一杯ずつ掬(すく)って油の中へそうっと落して気長に揚げますが揚がったと思う時分小楊子(こようじ)を刺し込んでみて何も着いて来なければ新聞紙か西洋紙の吸取紙(すいとりがみ)の上へ一つ一つ置いて油を切ります...   その時前の物を大匙へ一杯ずつ掬って油の中へそうっと落して気長に揚げますが揚がったと思う時分小楊子を刺し込んでみて何も着いて来なければ新聞紙か西洋紙の吸取紙の上へ一つ一つ置いて油を切りますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...気長に集めているうちには...   気長に集めているうちにはの読み方
柳田国男 「こども風土記」

...気が短うては事を破る」「気長になれと仰っしゃるのですか...   気が短うては事を破る」「気長になれと仰っしゃるのですかの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「気長に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「気長に」


ランダム例文:
ゆくえ知れず   分捕る   エスター  

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