...気長なくふうをこらしてどうかこうか取り繕ったものだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...気長な努力で一年間に知り得たすべてのことを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...気長な養生は只一つの恢復の道です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こんなにも思われるなら今まで気長な態度がとれなかったはずであるとも歎かれて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この東国に気長な根を張られたら...
吉川英治 「私本太平記」
...こういう気長な寛度(かんど)があるのが...
吉川英治 「新書太閤記」
...――何の内蔵助の悠々と気長な待たせぶりに...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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