...気長に待ってください...
...もう少し気長に考えてみます...
...彼は気長にたしなめるように話しました...
...良い結果が出るまで気長に取り組むつもりです...
...気長に生きることが大切だと思う...
...飽(あ)かずに気長にやって下さい...
太宰治 「佳日」
...その間に気長に妙子を説得もし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...こうして彼は気長に結果を待っている筈(はず)でしたが...
谷崎潤一郎 「途上」
...気長く待っているうちには...
寺田寅彦 「電車の混雑について」
...気長くその時を待っていさえすればよい...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「さあ、いらっしゃいよ、気長奥さん...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いつどこで覚えたのか、毛糸の球なんか膝のあたりにころがして、気長に、赤ん坊の頭巾や胴着などを編み初めました...
豊島与志雄 「肉体」
...徒刑場の気長い仕事によって暗黒な用途のために暗黒の中で作り出される驚くべき手工品の一つであり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...政治上の地質学者たる経済学者らから気長に研究された力学的法則に従って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...疲れ切って気長に待っていたのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...気長く憤怒を忍んでる猟犬のような様子で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...つとめて気長き態度を装い...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...気長にのたくらせたように見えるのが海の色だ...
夏目漱石 「草枕」
...気長に口説いたのだろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そいつが水に濡れて自然に首をしめてくれるのを気長に待っているなんぞは...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...気長に見ていてくれる人があればわかるだろうがね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...随分気長に解いている...
森鴎外 「カズイスチカ」
...あとはとろ火で気長に煮あげる...
矢田津世子 「茶粥の記」
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