...――勝利に気負う大股で...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...何か気負うた生絹の眉や眼の奥にも...
室生犀星 「荻吹く歌」
...叛軍(はんぐん)いかに気負うとも...
吉川英治 「三国志」
...蛮軍は気負うこと満々...
吉川英治 「三国志」
...また気負うこと旺(さかん)なる将士が...
吉川英治 「三国志」
...ただ望みをとげようためには、何事も忍び、また遠くも思わねば」「したが、ぐずぐずしていれば、道誉は気負う、後ろから鎌倉の討手がかかる...
吉川英治 「私本太平記」
...いまや気負うているのは...
吉川英治 「私本太平記」
...早くも気負う面々を制して云った...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼は気負うほどな実績を...
吉川英治 「新書太閤記」
...気負う鋭気を危ぶむかのように熟慮(じゅくりょ)の眼をふさいだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...波上にあらわれた大魚の背を見て気負う漁師のように...
吉川英治 「平の将門」
...気負うている若い小せがれに...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索