...気負い立つ紀昌を迎(むか)えたのは...
中島敦 「名人伝」
...耳早なひとりが聞きつけて、「先生!」と、気負い立つと、顎十郎は、「あん」と、不得要領な声を出しておいて、長い顎をふりふり小屋のそとへ出て行った...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...その配下のものが気負い立つのを彼は尻眼(しりめ)にかけ...
本庄陸男 「石狩川」
...暁闇の中に気負い立つ二百余の兵を馬上から一眼に見...
吉川英治 「新書太閤記」
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