...つまらないところの気負いが萌(きざ)してきたのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...源松には源松としての気負いがあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...気負い立った外面の下に隠された思考忌避性といったようなものへの...
中島敦 「章魚木の下で」
...源兵衛は持って生れた気負い肌(はだ)が...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...気負い肌(はだ)の養母に育てられた事や...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...気負い立っていたほどだ...
火野葦平 「花と龍」
...その気負いきった鋭角を外(はず)されるとまた...
吉川英治 「上杉謙信」
...気負いきった諸将はみな...
吉川英治 「上杉謙信」
...それは余りに気負い過ぎているようで口には出せないものだった...
吉川英治 「黒田如水」
...さらに気負いかかると...
吉川英治 「剣の四君子」
...孟獲は前日の勝ちに驕(おご)って気負いきっていた...
吉川英治 「三国志」
...豹軍(ひょうぐん)の気負い...
吉川英治 「私本太平記」
...としているその気負いと...
吉川英治 「私本太平記」
...気負い立った精鋭だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...気負い込んで出て行った...
吉川英治 「源頼朝」
...気負い立っている人数が口々に云い合いながら...
吉川英治 「源頼朝」
...さなきだに気負い立っている五名は...
吉川英治 「夕顔の門」
...旧知を見返してやろうという気負いや山気が燃えていたのではあるまいか...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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