...彼女は最近、仕事のことで気苦労が絶えないようだ...
...気苦労をためないように、ストレス解消法を身につけることが大切だ...
...あまりにも気苦労ばかりしているので、休日は思い切り息抜きをするつもりだ...
...心配しないで、今回のプロジェクトは私たちが全力でサポートするから、気苦労は要らないよ...
...長年の気苦労が原因で、体調を崩してしまったという人も少なくない...
...その点(てん)の気苦労(きぐろう)がすっかりなくなったのは嬉(うれ)しうございますが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...そのなかで名前が知れてゐるのは五人しか無いのを甚(ひど)く気苦労に病んだ...
薄田泣菫 「茶話」
...数日間の気苦労と酒宴つづきのためだらう...
種田山頭火 「其中日記」
...浮世の気苦労と貪欲の徴候は既にもう現われ掛けていた...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...気苦労の多かったことなどを言立てる隠居の言(ことば)を...
徳田秋声 「あらくれ」
...長いあいだの気苦労の多い生活と闘ったり...
徳田秋声 「黴」
...病気したり死んだりしやしないかというその気苦労だけでも大変なものですからね...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...モーナの気苦労が強かったにも拘(かかわ)らず...
中村地平 「霧の蕃社」
...気苦労のないところへと再嫁して...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...真面目すぎるもんだからまわりが気苦労だった...
久生十蘭 「復活祭」
...何かと気苦労の多い宮仕えには反対だった...
堀辰雄 「姨捨」
...降りかかる気苦労と手入れに決して見合わない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...めんどうで気苦労な事柄を要求されることさえなければ(まったくわたしは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...況(いわ)んや俺たちをコンナにまで欺瞞(だま)す気苦労と言ったら...
夢野久作 「少女地獄」
...一度退散した久左衛門の気苦労は再び増して来始めた風である...
横光利一 「夜の靴」
...彼の見知らぬ親戚の多数と顔を合せる気苦労もあり...
横光利一 「旅愁」
...容易なる気苦労ではない...
吉川英治 「新書太閤記」
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