...桜の木に棲んで、その葉を餌とし、おまけにその枯つ葉を縫ひ綴くつて、一冬の寒さ凌ぎの料とすることをのみ知つてゐる簑虫にとつては、気紛れで、ひと一倍感じやすい桜の葉は、自分の一生を託するにしては、信頼の出来かねる相手に相違ない...
薄田泣菫 「独楽園」
...この気紛れな肉体組織に健康と気力が溢れたつこともあった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...気紛れにいつもは出たことのない東京駅東口へ出てそこから車を拾って帰ったが...
寺田寅彦 「箱根熱海バス紀行」
...気紛れな彼女が何処へ何うそれて行つたか...
徳田秋聲 「二つの失敗」
...気紛れではございません...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...他愛ない夢か気紛れの冒険かに過ぎないと思われたのに...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...私の気紛れにも気を落とさない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...気紛れなばかりでなく...
豊島与志雄 「春盲」
...気紛れな思いつきや...
久生十蘭 「南極記」
...細君が気紛れに市の仕立屋へ注文した...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...果(はて)しない気紛れにその衣裳を次ぎ次ぎと取り棄てては著換へるやうに...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...つひぞない娘の気紛れに噴きだしながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...それが全くの気紛れ...
平林初之輔 「文学方法論」
...思ひがけなく脱ぎ棄てゝ予期もしなかつた春めきの陽にうつとりとした上句の気紛れな亢奮に違ひなかつた...
牧野信一 「タンタレスの春」
...たんにスペインふうやペトラルカ流の気紛れな誇張は勿論のこと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...土地人が気紛れに新語を考案した結果のごとく...
柳田國男 「地名の研究」
...また気紛れに作りかけたまま放りだしたような畑だのになっていて...
山本周五郎 「嘘アつかねえ」
...更に嗜好や気紛れにも支配される...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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