...言動が気短なため、すぐイライラしてしまう...
...気短な性格の人とは付き合いづらい...
...毎回気短になって怒鳴るのはよくない...
...息子は学校での勉強が苦手なため、母親が気短になってしまう...
...誰でも気短になることはあるが、その状態を長く続けてはいけない...
...痩(や)せた気短かそうな男が...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...津田はそれにかまわず彼らしい気短かさで言葉を継ぎ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そんな気短(きみじか)な事を仰有るもんぢやござりません...
薄田泣菫 「茶話」
...少し風が吹く日には気短にも次から次へと散つて往つた...
薄田泣菫 「独楽園」
...なぜなら彼はいつもより少し気短かであったから...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...柊(ひいらぎ)や蕁麻(いらぐさ)や山査子(さんざし)や野薔薇(のばら)や薊(あざみ)や気短かな茨(いばら)などと戦わなければならなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お祖母さんは気短かに...
中原中也 「良子」
...年とともに老の気短さが加わってちょっとした事にも怒り易くなっていた...
林芙美子 「泣虫小僧」
...たださえ気短な江戸生れ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...この仙人気短ければ...
南方熊楠 「十二支考」
...いつも相手のほうが気短に私からそむいて行くことから悪い結果にもなって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...気短になって取り返しのならないような行為に出るようなことは断じてないだろう」などと源氏は言うのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...尚侍が失心したようになっているのであるから、大臣ほどの貴人であれば、娘が恥に堪えぬ気がするであろうという上品な遠慮がなければならないのであるが、そんな思いやりもなく、気短な、落ち着きのない大臣は、自身で紙を手で拾った時に几帳の隙(すき)から、なよなよとした姿で、罪を犯している者らしく隠れようともせず、のんびりと横になっている男も見た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お気短な」法師は動じもしない...
吉川英治 「私本太平記」
...腹掻ッ切って相果てましてござりまする」「さても気短な...
吉川英治 「私本太平記」
...羞恥もゆるしておかない気短なあらあらしい動作は...
吉川英治 「私本太平記」
...その気短な吩咐(いいつけ)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...気短(きみじか)に立ちかけると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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