...言動が気短なため、すぐイライラしてしまう...
...気短な性格の人とは付き合いづらい...
...毎回気短になって怒鳴るのはよくない...
...息子は学校での勉強が苦手なため、母親が気短になってしまう...
...誰でも気短になることはあるが、その状態を長く続けてはいけない...
...痩(や)せた気短かそうな男が...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...津田はそれにかまわず彼らしい気短かさで言葉を継ぎ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...気短かと早合点とを戒める...
種田山頭火 「其中日記」
...また「あきらめでありつつも反抗に於て変化を通じて気短かに辛抱する」というのが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...温情はなく虚栄心に富んで気短かで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...氏が病苦の増し気短くなると共に一層この衝突を起しやすい...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...お祖母さんは気短かに...
中原中也 「良子」
...年とともに老の気短さが加わってちょっとした事にも怒り易くなっていた...
林芙美子 「泣虫小僧」
...その鼻の形が示しているように気短かなところがあるカールは...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...あれは強い火で気短(きみじか)に煮たのだとおっしゃいましたね」お登和嬢「ハイそうです...
村井弦斎 「食道楽」
...気短になって取り返しのならないような行為に出るようなことは断じてないだろう」などと源氏は言うのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...」番人は気短かそうにかれを下り口へつれて行って...
室生犀星 「幻影の都市」
...特にわたしのような気短かな癖のものにはそう思われる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...良人は病いの床の気短く...
矢田津世子 「旅役者の妻より」
...初春(はつはる)ひがむ気短(きみじ)かな鵯鳥(ひよどり)は木末(こずゑ)の雪を揺りこぼし...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...腹掻ッ切って相果てましてござりまする」「さても気短な...
吉川英治 「私本太平記」
...良人は気短で気のあらい人と考えていたのが...
吉川英治 「日本名婦伝」
...「杉山検校でございますな」「そうじゃ、時折、眠りにつくまえ療治してもろうておるが、老人気短か者で、よう渋面(じゅうめん)を作る」「諸家(しょけ)から招きが多いようですから、むりもございますまい...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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