...彼の言動には気病の兆候が現れている...
...彼女は気病のために入院している...
...気病を治療するためには、早めの診断が大切です...
...彼は気病にかかっているという噂があるが、本当かどうかわからない...
...気病には適切な薬物治療が必要だ...
...気病(きやみ)の後の様な弛(たる)んだ顔に眩(まぶし)い午後の日を受けて...
石川啄木 「赤痢」
...ひどい心気病(や)みですから...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...とうとう気病(きわずらい)のようになって...
田中貢太郎 「再生」
...気病(きやまい)のようになっているところであった...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...近比(ちかごろ)愛していた女房に死なれたので気病(きやまい)のようになっているところであった...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...内部には脚気病者を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...中気病みの三次郎と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――中気病みは誰にでも真似が出来るし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの中気病みの――」「そうだよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...偽の中気病(ちゅうきや)みになって居たことがあるから一応は釜六も疑って見たのさ」「念(ねん)の入ったことですね...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「きっと天気病みでいらっしゃるんですね? 今日はたいへんふさいでいらっしゃるようにお見受けしますが」「そうです」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...しょせん、気病みのたぐい...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...私の復讐心は何故もっと強烈に燃え上らないのか? 私は実に自分が中気病みででもあるかの如く...
松永延造 「職工と微笑」
...こんな工合で中気病みを続けた丈なのである...
松永延造 「職工と微笑」
...博済は両替町にあつた脚気病院の名で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...体の水脹(みずぶく)れにふくれた中気病みである...
山本周五郎 「留さんとその女」
...およそ気病(きやま)いの厄神(やくがみ)が...
吉川英治 「平の将門」
...……鳩山君が俺に譲れ譲れというのを「大切なお役を中気病みに任せられるか」と云って大層憎まれてね...
吉田茂 「私は隠居ではない」
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