例文・使い方一覧でみる「気掛り」の意味


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...そう思うともう何の気掛りもなかった...   そう思うともう何の気掛りもなかったの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「端午節」

...何となく気掛りな人物である...   何となく気掛りな人物であるの読み方
江戸川乱歩 「黄金仮面」

...さも気掛りらしく...   さも気掛りらしくの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...ひどく気掛りではあったが...   ひどく気掛りではあったがの読み方
江戸川乱歩 「恐怖王」

...何とやら気掛りです...   何とやら気掛りですの読み方
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」

...ただ御両親のお悲しみと今後が気掛りです...   ただ御両親のお悲しみと今後が気掛りですの読み方
太宰治・山崎富栄 「雨の玉川心中」

...或る漠然とした一種の気掛りだった...   或る漠然とした一種の気掛りだったの読み方
豊島与志雄 「狐火」

...気掛りな面持で額の毛をかき上げながら尋ねた...   気掛りな面持で額の毛をかき上げながら尋ねたの読み方
豊島与志雄 「好意」

...「私何だか気掛りで……...   「私何だか気掛りで……の読み方
豊島与志雄 「二つの途」

...なまじい親父(おやじ)に似ているだけがなお気掛りである...   なまじい親父に似ているだけがなお気掛りであるの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...やはり気掛りだから「あの露子さんは――」と聞いて見た...   やはり気掛りだから「あの露子さんは――」と聞いて見たの読み方
夏目漱石 「琴のそら音」

...それが気掛りだからと云う口実を拵らえた...   それが気掛りだからと云う口実を拵らえたの読み方
夏目漱石 「それから」

...それが気掛りである...   それが気掛りであるの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...貰えば生涯気掛りだが...   貰えば生涯気掛りだがの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...国土衆生の生む業(ごう)が積もって民衆の気掛りとなったせいで...   国土衆生の生む業が積もって民衆の気掛りとなったせいでの読み方
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」

...巡査は気掛りらしく訊ねた...   巡査は気掛りらしく訊ねたの読み方
宮嶋資夫 「恨なき殺人」

...若い者ばっかり家に残してくのも気掛りだから四五日の間お前町の辻さんの所へ手伝に行ってお出で...   若い者ばっかり家に残してくのも気掛りだから四五日の間お前町の辻さんの所へ手伝に行ってお出での読み方
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」

...気掛りであつた電報は却(かへ)つて「スベテアンシンセヨ...   気掛りであつた電報は却つて「スベテアンシンセヨの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

「気掛り」の書き方・書き順

いろんなフォントで「気掛り」

「気掛り」の英語の意味


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拍手を送る   柳籠   石鹸  

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