...気持ちのいいものだから...
岩野泡鳴 「耽溺」
...これも気持ちのいいことの一つだ...
岩野泡鳴 「耽溺」
...ただぼんやり見ているだけでなんとなく気持ちのいい...
寺田寅彦 「踊る線条」
...某画伯のこの花を写生した気持ちのいい絵の事をも思い出したりしていた...
寺田寅彦 「球根」
...青白い刃が垂直に平行して密生した芝の針葉の影に動くたびにザックザックと気持ちのいい音と手ごたえがした...
寺田寅彦 「芝刈り」
...単に体裁の上からでも毒々しい広告欄をのけてしまったら今の新聞はもう少し気持ちのいいものになりはしないだろうか...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...これは見ていても気持ちのいいものである...
寺田寅彦 「備忘録」
...キンショキショキ……という気持ちのいい音が聞こえてきました...
豊島与志雄 「キンショキショキ」
...それは気持ちのいい方です...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...炉端の雨戸も開け放されて気持ちのいいそよ風が吹き流れていた...
林芙美子 「河沙魚」
...やぶれかぶれな気持ちになると云うものは全く気持ちのいいものだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...声をたてることは気持ちのいいことなので止めなかった...
林芙美子 「泣虫小僧」
...気持ちのいい親切は...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...こんな面白い気持ちのいい事はないぜ」と話して聞かせた...
夢野久作 「猿小僧」
...それから何もかも忘れ去るような秋らしい気持ちのいい日が続き出してからも...
堀辰雄 「菜穂子」
...それにしても気持ちのいいものではなかった...
山之口貘 「私の青年時代」
...ステキに気持ちのいいスピードをかけるのであったが...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...非常に気持ちのいい芸風である...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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