...それだけに反(かえ)って気味が悪いんだ...
芥川龍之介 「蜃気楼」
...ちょいと着たから、」「気味が悪い、」「…………」「もんですか...
泉鏡花 「婦系図」
...何だか気味が悪い様だわ」一人の少女が...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...毀すのも薄気味が悪いから...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...気味が悪いが他の人も行くから其所へ進むと...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...全体にうす気味が悪いと云ふのが当つてゐた...
武田麟太郎 「一の酉」
...気味が悪い...
太宰治 「正義と微笑」
...気味が悪い...
太宰治 「惜別」
...確かに気味が悪いやろうな」「なあこいさん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...こんなところへ泊りつけないから気味が悪いね」「今夜一晩だけの御辛抱でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんだか気味が悪いようでございますね」兵馬はこうして金助を嚇(おどか)しながら先に立てて...
中里介山 「大菩薩峠」
...気味が悪いじゃないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...「この子は薄目を開けて眠るので気味が悪いわ」と...
林芙美子 「泣虫小僧」
...薄っ気味が悪いや...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...分れば分るほど気味が悪い...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...今の自分にも多少気味が悪い...
牧野信一 「冬の風鈴」
...気味が悪いのよ」「そう言うお前の方がヨッポド気味が悪いや」「憎らしい...
夢野久作 「少女地獄」
...その方がヨッポド気味が悪いんですが...
夢野久作 「一足お先に」
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