...それ丈けに気味が悪い...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...―――手を這われると気味が悪いので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...これよりずっと気味が悪いさ」そう云われると松雪院は...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...――桜は南瓜にはならぬものかネ?* *まかぬ種が生えると気味が悪い...
永井隆 「この子を残して」
...こんなところへ泊りつけないから気味が悪いね」「今夜一晩だけの御辛抱でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...気味が悪いとは思ったが...
夏目漱石 「坑夫」
...一人では気味が悪いからと言って...
夏目漱石 「三四郎」
...死人は気味が悪いって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...客は何となく底気味が悪いらしい...
平林初之輔 「予審調書」
...夜中(やちゅう)淋(さび)しい処で変な奴に逢えば却(かえっ)て気味が悪い...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...此の連中と道頓堀でチンピラ劇といふのを一幕見る、五六歳の子が剣劇をやる、気味が悪い...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...気味が悪いほど不思議なことがあるものです...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...腐った玉子を使ってあったりして気味が悪いから僕の家ではなるべく手製の菓子ばかりをお客に出す...
村井弦斎 「食道楽」
...ああ、気味が悪い...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたしも気味が悪い...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...気味が悪い...
森本薫 「華々しき一族」
...少し気味が悪いわね...
森本薫 「みごとな女」
...気味が悪いじゃないか』倉さんと順平とは...
蘭郁二郎 「鉄路」
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