...彼女はとても気丈だと感心した...
...それでも彼は気丈に振る舞うことができた...
...彼女は息子が病気になった時も気丈に支えた...
...彼は家族を守るため、いつも気丈でいなければならない...
...彼の気丈な態度は人々を感動させた...
...モウ五十近い気丈の主婦(おかみ)も...
石川啄木 「菊池君」
...気丈夫(きじょうぶ)な操縦員はがんばって...
海野十三 「怪塔王」
...病院へ駈(か)けつけた波子は気丈に涙をおさえていた...
高見順 「いやな感じ」
...そこへ農村の神様である軍部自身が夫を裏書をして呉れたのだから気丈夫この上もないというわけである...
戸坂潤 「社会時評」
...いっそう気丈夫ですの...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...一杯だけ」気丈な妻も自分の退院をやはり祝おうとするのか...
外村繁 「日を愛しむ」
...「ひどい傷だが、気丈な女で、手当をさせながら、いろいろ指図をしていますよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...アノー大変気丈夫になりましたわ」文三はチョイと一礼して「お世辞にもしろ嬉(うれ)しい」「アラお世辞じゃア有りませんよ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...気丈な婦人なので起きて出歩いてもいられるそうです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...外(そと)の風に当って気丈夫になったと見えて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...気丈な男ですぐに繃帯したままその日は押し通した...
山本笑月 「明治世相百話」
...二人でいる方が気丈夫だろう...
横光利一 「上海」
...彼は血汐の中から気丈な顔を上げて...
吉川英治 「剣難女難」
...さすがに気丈であった...
吉川英治 「三国志」
...気丈にさせようとする思いやりにほかならなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...さすが気丈(きじょう)な怪童子(かいどうじ)も...
吉川英治 「神州天馬侠」
...気丈(きじょう)なので人に涙を見せないのであろうと...
吉川英治 「源頼朝」
...しかし気丈な老婆は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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