...見たものに驚いて気を失う...
...(元気・やる気を失う、鬱状態になるという意味)...
...瞬間に顔が血の気を失うようなニュースだった...
...ご見物衆はあの隠し戸からはいるまでに気を失うのです...
江戸川乱歩 「影男」
...ああ此時に於て予も共に憂(うれい)に沈みて活気を失う事あらば...
関寛 「関牧塲創業記事」
...きっとあれは気を失う一歩手前の状態だったのでございましょう...
太宰治 「誰も知らぬ」
...又は気を失うようなことを引き起したら...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...気を失うまいと自分を相手に闘っているものらしい...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...父に別れ、母に別れ、小太に別れ――今又、わしと別れて心細いであろうが、かかる運命になった上は是非もない――ただ――如何なる苦しみ、悲しみが押寄せようとも、必ず、勇気を失うなよ...
直木三十五 「南国太平記」
...とくに今はどんなことがあっても正気を失うわけにはいかないのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...ざまみろだよ! いい年をした男が正気を失うなんて...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...記憶観念は勢いと活気を失うことによって...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...気を失うところをなさい...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...そのまま気を失うのではないかと思われるほど御息所は泣き続けた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ひふがかさかさしてあぶら気を失うているからだ...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...たいていは手を下す勇気を失うであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...困ってしまうんですから……」なみの娘なら気を失う男の胸へ...
吉川英治 「江戸三国志」
...そのいちめんな血汐や柱の刀きずの凄惨なるありさまに気を失うかもわからないでしょう...
吉川英治 「江戸三国志」
...気を失うてござらっしゃる」河往来(かわおうらい)の船子たちが知らせて来た...
吉川英治 「剣の四君子」
...死守の勇気を失うであろう」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...……もう気を失うてから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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