...見たものに驚いて気を失う...
...(元気・やる気を失う、鬱状態になるという意味)...
...瞬間に顔が血の気を失うようなニュースだった...
...深く前の軽薄を悔いて気を失うばかり……自分の襤褸(ぼろ)屋敷の門内を賃借りする雑姓を追い出し――追い出すどころか...
魯迅 井上紅梅訳 「白光」
...気を失う前に見せられた...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...彼はその為に元気を失う様なことはなく...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...ああ此時に於て予も共に憂(うれい)に沈みて活気を失う事あらば...
関寛 「関牧塲創業記事」
...きっと気を失うにちがいない...
太宰治 「皮膚と心」
...一時勇気を失うであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...気を失う間際までになっていた...
直木三十五 「南国太平記」
...父に別れ、母に別れ、小太に別れ――今又、わしと別れて心細いであろうが、かかる運命になった上は是非もない――ただ――如何なる苦しみ、悲しみが押寄せようとも、必ず、勇気を失うなよ...
直木三十五 「南国太平記」
...他の能力はおのずから活気を失うて枯死(こし)せざるをえず...
福沢諭吉 「文明教育論」
...気を失う心配はもう無いし...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...気を失うところをなさい...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...気を失うとこなんか見たことないんですもの...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...ドミトリーは勇気を失うまいとしながら...
宮本百合子 「「インガ」」
...」そういって急に飛びかかって来ましたがわたくしは気を失うばかり驚いて小者に背負われて下山いたしたのでございます...
室生犀星 「あじゃり」
...まず口を切る勇気を失うもので...
柳田国男 「山の人生」
...困ってしまうんですから……」なみの娘なら気を失う男の胸へ...
吉川英治 「江戸三国志」
...死守の勇気を失うであろう」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...医者の方が気を失うほどな重傷なのであった...
吉川英治 「松のや露八」
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好きではない 間然するところがない 本秋
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