...それでもまだ気になるのか...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...夕方に出た雲が気になるので帰って来たのだという...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...現象学とそりの合わないものが気になるのを禁じ得ない...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...去年は素子がこんな病気になるとは...
外村繁 「日を愛しむ」
...村里の安否も気になるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちょっと変な気になるのは...
夏目漱石 「虞美人草」
...お秀を殺す気になるのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――お松と時次のことが気になるというのか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...気になるので、秦のとこへ行ってきくと、福田正夫といふ青年部の男が、柳に六・七月と五円十円とられ、今月も三十円よこせと言はれて困ってゐるとの投書があったとの話...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...と待つまいと思ってゝも気になる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...箱のことが気になるばかりでした...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...その最も端に便器が落ちそうに立てかけてあるのが気になる...
正岡子規 「車上の春光」
...電車だと揺れて病気になるからね...
三好十郎 「猿の図」
...そのほうには故障があるとは思えず快く決行のできる気になるもののまた悲しくはあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...また気になるので...
リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「白」
...きっと元気になるのよ...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「赤ずきん」
...また兄上や千浪の姿を見ると所詮生きちゃあいられない気になるからの……オオ...
吉川英治 「剣難女難」
...見まもる気になるのだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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