...二日ばかりおくれてもやっぱり気になるのだ...
伊藤野枝 「出奔」
...さあ答えよといっても誰が答える気になるものか」牛丸は...
海野十三 「少年探偵長」
...気になるのは、三人の巨頭の安否だった...
海野十三 「深夜の市長」
...ちょっと気になるのだ...
海野十三 「獏鸚」
...すっかり元気になるよ...
海野十三 「四次元漂流」
...素足の上にじかにオーバーシューズをはいているのをよその人に見られるのが気になるらしく...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かき」
...「己(おれ)は病気になるような悪いことをしていやしない...
徳田秋声 「黴」
...病気になることよりも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この王国の中へ住み込んでしまおうかという気になる...
中里介山 「大菩薩峠」
...気になるから、宿のお婆さんに、東京から手紙は来ませんかと時々尋(たず)ねてみるが、聞くたんびに何にも参りませんと気の毒そうな顔をする...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...それが此頃では神経質なほど妻の一挙一動が気になる...
原民喜 「蠅」
...今日は咽喉が気になるから...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...――そこで道綱が何やら気になるような様子で...
堀辰雄 「ほととぎす」
...ただ気になるのは...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...恐ろしく気になる...
眞山青果 「茗荷畠」
...この同じ自分がいくらか金をとったり世間からチヤホヤされたら忽ちピアノだって買おうといったりする気になるんだろうと見るわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それが気になるのよ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...私はもう正当防衛の権利でも与えられたような気になる...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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