...あんな家に住んでいる姉ちゃん達の気が知れないとか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...銀座なんか歩く人の気が知れないと言っていたが...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...本当に気が知れないぜ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...木村さんの……気が知れない...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...この位牌を祀(まつ)るのだかその気が知れないと思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...気が知れない」「何か因縁があるでがしょうね」「丑(うし)の刻(とき)詣(まい)りじゃないでしょうか...
中里介山 「大菩薩峠」
...気が知れないことだと思います...
中里介山 「大菩薩峠」
...その気が知れないことです...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの光圀を天下の名君の如く騒ぐ奴の気が知れない...
中里介山 「大菩薩峠」
...ところが、外なる仏頂寺の声はいとど平然たるもので、「馬鹿ではないよ、そこは仏頂寺も心得ているよ」「いやに気を廻す、仏頂寺君らしくもない言いぶりだ、かまわないから、戸を押して入ってくれ給え」「いけないよ、ここで話そうよ、我輩(わがはい)は外に立っている、君はなかに居給え」「どうも、気が知れない、この夜寒に外に立ちつくす君の気が知れない、といって、僕ばかりなかにあたたまっていて、君を外に置いて話もできないではないか、なかへ入ってくれ給え、実は都合あって、一時、君の目を避けていたのだが、こうなってみると、聞きたいことが山ほどある、入ってくれ給え」「いやだよ――こっちはかまわないから、君だけはそこにいて、いま言ったな、何かこの仏頂寺に聞きたいことがあると言ったが、ずいぶん知っていることは聞かせてやろう、遠慮なくたずね給え、こっちにも君には大いに話して置きたいことがあったのだ、峠で逢えずにしまったのを残念に心得ている」百二十宇津木兵馬は、仏頂寺弥助の柄にない遠慮ぶりが不審でたまりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...こんなものを珍重する人の気が知れないと云うような見えをした...
夏目漱石 「門」
...なんのつもりでこんなことを喋べくるつもりになったのか、気が知れない...
久生十蘭 「だいこん」
...試(ため)し射ちのと騒ぎまわる爺(じじい)の気が知れない...
久生十蘭 「ひどい煙」
...どうも彼(あれ)の気が知れない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...又はその身(み)躬(みず)から脱走して世の中を騒がした人達の気が知れない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私にはどうしたって気が知れないわ...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...こんな深い趣を味わおうとしない人の気が知れないね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どこを目ざして歩いて行くのかちょっと気が知れない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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