...さすがに気おくれしてか...
海野十三 「火星兵団」
...仏様だって御存じあるまいさ」構えが堂々としているので桃子は気おくれして...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魔性の女」
...地主の家に生れて労せずして様々の権利を取得していることへの気おくれが...
太宰治 「花燭」
...えらいお医者さまの前へでて気おくれしたのか...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...杜陽は気おくれがして歩けなかった...
田中貢太郎 「陳宝祠」
...まっさきにじぶんが呼ばれたのも気おくれのしたもとであったが...
壺井栄 「二十四の瞳」
...クリストフは気おくれがし慴(ふる)えながらも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼らはクリストアの昂然(こうぜん)たる様子に気おくれがした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一歩でも閾(しきい)の外に出ることは妙に気おくれが伴なうのだったが...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...けたゝましい鈴(ベル)の音がして夥しい気おくれがした...
牧野信一 「清一の写生旅行」
...気おくれを征服しなければ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...改めてまたいろんな意味で羞恥や気おくれを覚えるが...
三好達治 「測量船拾遺」
...問題にしてくださいませんでしたあなた様に気おくれがいたしまして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...昔あの時に気おくれがして知らせられなかったよりも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...気おくれが出るふうであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お上さんは気おくれがして...
森鴎外 「雁」
...気おくれがしてしまって...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...人ごみに気おくれのする快さ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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