...慨堂という支那浪人の四人組のひとりだ」「悲歌慷慨(こうがい)か」「四人とも自由民権論者だったらしい...
高見順 「いやな感じ」
...明治十……七年か」「でも砂馬さんが先生は自由民権論者だったと……」「それは...
高見順 「いやな感じ」
...一転して自由民権論者となりしは如何...
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」
...それは立憲前後の自由民権論者が懐いた政治的見解であった...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...ブルジョア急進主義や自由民権論に対して闘わなければならなかったのはいつもこの官僚であった...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...所謂自由民権論も日本の社会構成の基礎に制約されて...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...それと同時に公民権論者のみならず無神論者までがいっしょになって...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...且つ伯は自由民権論の大宗師で...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...政府はその頃自由民権論に対して多少鎮圧を加えねばならぬという事になっていたから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...民権論は余輩もはなはだもって同説なり...
福沢諭吉 「学者安心論」
...今の民権論者は、しきりに政府に向いて不平を訴うるが如くなるは何ぞや...
福沢諭吉 「学者安心論」
...民権論者とて悉皆(しっかい)老成人に非ず...
福沢諭吉 「学者安心論」
...民権論者と政府との不和は...
福沢諭吉 「学者安心論」
...今の民権論者は近来はじめてこれらの論旨を聞き得て...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...今の民権論の特にかしましきは...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...当時既に後年の民権論勃興を予想し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...中央に坐りこんで机の上の民権論ばかりで日を暮している板垣輩...
三好十郎 「斬られの仙太」
...玄洋社が板垣の民権論に加勢するに決した事がわかると当時の藩閥政府はイヨイヨ震駭(しんがい)した...
夢野久作 「近世快人伝」
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