...「氏素姓」は熟語ではありません...
...あれの氏素姓をこれ以上くわしく説明するのは...
太宰治 「嘘」
...天下を取るものは氏素姓を構わぬという思想が...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...氏素姓のちゃんとした織田信長が天下を取ったが...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...新参の武士どもの氏素姓(うじすじょう)を名簿に書きあげていた兵事奉行の吉良貞義は...
吉川英治 「私本太平記」
...明国の産で――梨琴(りきん)という氏素姓もひくい一中国婦人であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...氏素姓(うじすじょう)も定かでない――また...
吉川英治 「新書太閤記」
...氏素姓もさだかでない一少女を...
吉川英治 「新書太閤記」
...……氏素姓(うじすじょう)もない...
吉川英治 「新書太閤記」
...氏素姓(うじすじょう)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...氏素姓もよくわからず...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...氏素姓を何よりやかましくいう階級において...
吉川英治 「平の将門」
...柾木孫平治(まさきまごへいじ)覚(おぼ)え書(がき)人々は時の天下様である太閤(たいこう)の氏素姓(うじすじょう)を知りたがった...
吉川英治 「茶漬三略」
...氏素姓(うじすじょう)のちがいは争えぬ」わしは...
吉川英治 「茶漬三略」
...「世阿弥! てめえはどうしておれの氏素姓(うじすじょう)を知っているのか」「知っておるとも...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そちは元より氏素姓(うじすじょう)もない九条院の雑仕女(ぞうしめ)...
吉川英治 「源頼朝」
...姓は何という? 人の氏素姓(うじすじょう)を糺(ただ)しながらわが名も告げないのは...
吉川英治 「源頼朝」
...氏素姓(うじすじょう)の知れねえ奴に問われて名乗る名はない」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...氏素姓をかくして身を韜晦(とうかい)している人間も多いし...
吉川英治 「宮本武蔵」
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