例文・使い方一覧でみる「毫」の意味


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...も意とし給はざる程の君也」と評せしめたる...   毫も意とし給はざる程の君也」と評せしめたるの読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...自分にはも難有くない変遷である...   自分には毫も難有くない変遷であるの読み方
石川啄木 「葬列」

...少しも氣取りげなく末も先輩を以て居るといふ風はない...   少しも氣取りげなく毫末も先輩を以て居るといふ風はないの読み方
伊藤左千夫 「竹の里人 一」

...殊に視力を失って単なる記憶に頼るほかなくなってからでもも混錯しないで...   殊に視力を失って単なる記憶に頼るほかなくなってからでも毫も混錯しないでの読み方
内田魯庵 「八犬伝談余」

...三山は墓標に揮(きごう)するに方(あた)って幾度も筆を措いて躊躇(ちゅうちょ)した...   三山は墓標に揮毫するに方って幾度も筆を措いて躊躇したの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...他を語り(ごう)も不思議らしくなかったのが...   他を語り毫も不思議らしくなかったのがの読み方
関根黙庵 「枯尾花」

...揮、木郎君に送る、龍眼肉少々Sさんへお裾分する、先日のお詑とお礼とを申上げる...   揮毫、木郎君に送る、龍眼肉少々Sさんへお裾分する、先日のお詑とお礼とを申上げるの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...ほろ酔きげんで揮...   ほろ酔きげんで揮毫の読み方
種田山頭火 「其中日記」

...牧互秀先生が仙臺新寺小路の大林寺の杉の板戸十二枚に極彩色桐に鳳凰の繪を揮された...   牧互秀先生が仙臺新寺小路の大林寺の杉の板戸十二枚に極彩色桐に鳳凰の繪を揮毫されたの読み方
土井八枝 「隨筆 藪柑子」

...以ても自ら反省囘悟するの赤心を示さゞるは...   以て毫も自ら反省囘悟するの赤心を示さゞるはの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...それは私にとって(ごう)も問題でない...   それは私にとって毫も問題でないの読み方
中島敦 「光と風と夢」

...(がう)も其(そ)の力(ちから)を落(おと)さぬ疾風(しつぷう)は雜木(ざふき)に交(まじ)つた竹(たけ)の梢(こずゑ)を低(ひく)くさうして更(さら)に低(ひく)く吹靡(ふきなび)けて居(を)れど棟(むね)はどうしても見(み)えなかつた...   毫も其の力を落さぬ疾風は雜木に交つた竹の梢を低くさうして更に低く吹靡けて居れど棟はどうしても見えなかつたの読み方
長塚節 「土」

...それすら活きているのみで(ごう)も動かない...   それすら活きているのみで毫も動かないの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...實際と寸(すんがう)の喰ひ違ひもありません...   實際と寸毫の喰ひ違ひもありませんの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...その点に就いて心配する必要はもない筈です...   その点に就いて心配する必要は毫もない筈ですの読み方
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」

...泊る妓の蚊帳の向ふで櫛を替へ泊る妓の汗よけだけがつるさがり泊る妓の肌着になるとちぢこまりかんざしと櫛とを置いてスルリ寝る小待合蚊帳のつり紐ふと見かけニア人になると芸者のカレライスのめばいいんでシヨと芸者トヲ十五十二時が過ぎて待合おもしろし一誦よく岡場所の艶笑場面を賦して末も卑賤の感を与へないのはまことにまことに凡手ならざるものがあるではないか...   泊る妓の蚊帳の向ふで櫛を替へ泊る妓の汗よけだけがつるさがり泊る妓の肌着になるとちぢこまりかんざしと櫛とを置いてスルリ寝る小待合蚊帳のつり紐ふと見かけニア人になると芸者のカレライスのめばいいんでシヨと芸者トヲ十五十二時が過ぎて待合おもしろし一誦よく岡場所の艶笑場面を賦して毫末も卑賤の感を与へないのはまことにまことに凡手ならざるものがあるではないかの読み方
正岡容 「旧東京と蝙蝠」

...今は毛(ごうもう)も入らず...   今は毫毛も入らずの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...寸の逃るゝ隙も見えざりけり...   寸毫の逃るゝ隙も見えざりけりの読み方
夢野久作 「白くれない」

「毫」の読みかた

「毫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「毫」

「毫」の英語の意味

「毫なんとか」といえば?   「なんとか毫」の一覧  


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