例文・使い方一覧でみる「毟」の意味


スポンサーリンク

...彼は心に浮んで来る宮崎の蝙蝠のやうな眼を持つた影像をむしやくしやに掻きり掻きりした...   彼は心に浮んで来る宮崎の蝙蝠のやうな眼を持つた影像をむしやくしやに掻き毟り掻き毟りしたの読み方
新井紀一 「怒れる高村軍曹」

...手近の杜松(ひば)の枝などから(むし)り取って見ると...   手近の杜松の枝などから毟り取って見るとの読み方
飯田蛇笏 「茸をたずねる」

...草(くさむしり)の若い人が居(お)りませう……ふと思ひ着きました...   草毟の若い人が居りませう……ふと思ひ着きましたの読み方
泉鏡花 「印度更紗」

...この葉をりとったことがある...   この葉を毟りとったことがあるの読み方
太宰治 「女生徒」

...ここのところで豆の葉をるのだ...   ここのところで豆の葉を毟るのだの読み方
太宰治 「女生徒」

...枯れ薄の穂先をってくる...   枯れ薄の穂先を毟ってくるの読み方
田中英光 「箱根の山」

...チッバルトを殺(ころ)しをった彼奴(あいつ)の肉體(からだ)をば掻(かきむし)って...   チッバルトを殺しをった彼奴の肉體をば掻毟っての読み方
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」

...つてはしやぶりつゝ行くのである...   毟つてはしやぶりつゝ行くのであるの読み方
長塚節 「痍のあと」

...――あの拝殿の鈴を(むし)り取るのは...   ――あの拝殿の鈴を毟り取るのはの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...髪でも(むし)られたんだろう」「それどころじゃねえ...   髪でも毟られたんだろう」「それどころじゃねえの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...花色木綿の裏の(むし)られた袷などは一枚も見当りません...   花色木綿の裏の毟られた袷などは一枚も見当りませんの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...(むし)り取られたまま白い綿を見せているではありませんか...   毟り取られたまま白い綿を見せているではありませんかの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...無理に(むし)り取られた人たちに返され...   無理に毟り取られた人たちに返されの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...花を(むし)ったり...   花を毟ったりの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...遠く暗欝な入江をかきる風に...   遠く暗欝な入江をかき毟る風にの読み方
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」

...あちこちボッコリとり取ったように毛が抜けて...   あちこちボッコリと毟り取ったように毛が抜けての読み方
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」

...必ずいつかは絶望に身を掻(か)き(むし)り...   必ずいつかは絶望に身を掻き毟りの読み方
山本周五郎 「はたし状」

...跡形もなく「朗らかさ」を(むし)り取って仕舞った...   跡形もなく「朗らかさ」を毟り取って仕舞ったの読み方
蘭郁二郎 「夢鬼」

「毟」の読みかた

「毟」の書き方・書き順

いろんなフォントで「毟」

「毟」の英語の意味


ランダム例文:
知能の低い   ご機嫌な   片相手  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
脱炭素   地熱発電   衝撃的  

スポンサーリンク

トップへ戻る