...ともかくそれによって当時の物化学に貢献したところは他に比類がないと云(い)ってよいのでしょう...
石原純 「ラヴォアジエ」
...殊に図中頼朝の坐像の美しさは比類がない...
伊丹万作 「映画と民族性」
...歌の好きなことは他の町に比類がないかも知れません...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...(sich gleich sein = einzig in seiner Art sein)[彼の文體は彼にのみ獨特である(比類がない)...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...殊に今日まで褪色(たいしょく)もしないでいる紺青臙脂(えんじ)の美は比類がない...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...第三楽章の「病後の祈り」の神々しさに至っては断じて比類がない(コロムビアS一〇九八―一一〇二)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...世界に殆(ほとん)ど比類がない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...全く他に比類がない...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...奨励のあったためか仙台領にはいたるところに数学が普及して和算家の多かったことは他にほとんど比類がない...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...交際振りの丁寧な事は比類がない...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...まず比類がないといってよいであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...その堅実なること実に比類がない...
和辻哲郎 「鎖国」
...実に世界に比類がない...
和辻哲郎 「鎖国」
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