...彼と比類なき才能を持つ友人がいる...
...彼女の美しさは比類がない...
...この映画は比類のないスリルを味わえる...
...彼の料理は、他のどのシェフのものとも比類にならない...
...彼が達成した偉業は比類のないものである...
...愈(いよいよ)羨望(せんばう)に価すべき比類の少い幸福者である...
芥川龍之介 「点心」
...比類なき観察者の感想が...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...(sich gleich sein = einzig in seiner Art sein)[彼の文體は彼にのみ獨特である(比類がない)...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...彼女は比類なく豊富な天才をもち...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...三井君の臨終(りんじゅう)の美しさは比類が無い...
太宰治 「散華」
...ほとんどその比類を尋ぬるに苦しむほどなる一種奇々怪々喜ぶべく驚くべきの時代なればなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その比類なき魅力は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...勿論先生の比類なく高い教養と...
中谷宇吉郎 「文化史上の寺田寅彦先生」
...わけてもその滋味と深沈たる美しさは比類のないものであると私は思う...
野村胡堂 「楽聖物語」
...爽(さわ)やかさとほのかな物悲しさとは比類もない...
野村胡堂 「楽聖物語」
...まことに比類もありませんが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...――恐れ乍(なが)ら当国は日本全土にも比類の無い美人国で...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...全く比類の少ない美しさです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そこで彼は人生の比類ない同伴者であった興行主と別れ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...他に比類のない壮観で...
牧野富太郎 「植物記」
...かの獣中に一つの牝虎あり端正無双諸獣中に比類するものなし...
南方熊楠 「十二支考」
...比類なき妻であり得ると信じています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...余をして遠慮なく白状せしめば透谷君は今日に比類少き好人物なり...
山路愛山 「北村透谷君」
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