...「此の毒のある虫を手でいぢるなんて! 此の緑色の毒を御覧なさい...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...『獣物は滅多に毒のある草木を食ひません...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...毒のあるきのこは乾かないで腐つて了ひます...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...若し偶然に毒のあるきのこが混つてゐても...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...取つて来た中に毒のあるのが決してないとは云へませんからね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...毒のある林檎であります...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...5番目は傷と毒のある動物に噛まれたときものである...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...そんな毒のある人間ではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...毒のある茸のせいです...
中里介山 「大菩薩峠」
...毒のある風が容赦なく吹き込みそうになった...
夏目漱石 「門」
...毒のある虫見たいに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...毒のある目つきで...
久生十蘭 「あなたも私も」
...ちゃんと毒のある中傷になっているのだから油断も隙もあったものじゃない...
久生十蘭 「キャラコさん」
...毒のあるエデンの花園に降りて来るのであった...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...ペガッサスが空中を突進して行って、百ヤード以内に近づいた時、カイミアラはぱっと跳び上って、その大きな、不格好な、毒のある、とてもいやな胴体を、可哀そうに、まともにペガッサスにぶっつけて、力一杯に彼をかかえ込んで、その蛇のような尻尾を結んだように巻いてしまいました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...これ一(ひとつ)は生梅あるいは不熟の李(すもも)等には時として青酸といえる大劇毒のあるに因る...
村井弦斎 「食道楽」
...毒のある蛇だと棒が一本いる...
森鴎外 「蛇」
...それもおそろしく毒のある蔭口で...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
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