...町内からも毎日のようにある出征者の見送りや...
上田広 「指導物語」
...渡鳥は毎日のように寒空を横切って...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...毎日のように顔を合さないまでも...
陳玄祐 田中貢太郎訳 「倩娘」
...毎日のように学校休んだり...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...六日のあいだというもの毎日のように何処ぞで会うてましてんけど...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...幼い時から夏になると殆ど毎日のように海へ入った...
田畑修一郎 「栄螺」
...毎日のように受持の甲板(かんぱん)の掃除をしながら...
塚原健二郎 「海からきた卵」
...毎日のように宿まで通(かよ)ってお君の便りを聞こうとするが...
中里介山 「大菩薩峠」
...殆んど毎日のように...
葉山嘉樹 「坑夫の子」
...馬車は毎日のように来ましたけれども...
久生十蘭 「手紙」
...ほとんど毎日のようにだめになるんだ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...私は毎日のようにお母さんに逢っていました...
三浦環 「お蝶夫人」
...私なども毎日のように通ったものですが...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...毎日のようにこうした遊びをして暮らしている六条院の人たちであったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私は毎日のようにむごく打ちたたかれますので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...炭坑(やま)中の大評判になっている事実を毎日のように聞かされて...
夢野久作 「斜坑」
...毎日のようにお講義を聞いている大沢先生が日に増しお顔色が悪くなってゆかれるのに気がついた僕がどんなに気を揉んだことか……大沢先生は世界に知られている鳥の学者ですからね...
夢野久作 「継子」
...まったく、旦那が、毎日のように、この碑に彰(あら)わされる正成公(まさしげこう)というお方のはなしを、てまえのような無智無学なものにもわかるように、根よく語り聞かせてくださらなかったら、きっと、旦那の眼をかすめて、手をぬくことしか、この仕事にも考えなかったかもしれません...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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