...しかも毎々利用するのは...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...田舎者扱いされて毎々腹を立てる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...毎々阿娘(おむす)の苦情が出る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...私は毎々(まいまい)お客に此杉の木を指(ゆびさ)します...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...余のごときは毎々一時間ぶっ通しに立往生をしたものだ...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...こんな折でもなきや俺とお前の中でも思ひきつたことは言へねえ」「驚いたね」「毎々驚くのは俺の方だよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...毎々主人や番頭や...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...毎々叔母さんに小言を言はれますよ」八五郎はさう言つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...毎々恐れ入り候事に候らへども」と手紙を書いている...
服部之総 「志士と経済」
...毎々の者は聞く振りをして...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...聞(き)く毎々(こと/″\)に身(み)にしみて口惜(くちを)しく...
樋口一葉 「十三夜」
...聞く毎々(こと/″\)に身にしみて口惜しく...
樋口一葉 「十三夜」
...夜毎々々に従順な匈奴を集めては四斗樽の鏡を抜いて長夜の剣舞を縦(ほしいまゝ)に振舞ふた...
牧野信一 「武者窓日記」
...毎々いうごとくどんなにそこに噺の真実味というものを倍加させていることか...
正岡容 「我が圓朝研究」
...国王これを聞いて召し出し毎々(つねづね)この国を荒らし廻る二鬼を平らげしめるに縫工恐々(こわごわ)往って見ると二鬼樹下に眠り居る...
南方熊楠 「十二支考」
...建国わずか百三十余年の米国人の口よりすら毎々嗤笑の態度をもって言わるるを聞くなり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...一調(いっちょう)等を毎々つとめた...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...毎々のことだった...
吉川英治 「私本太平記」
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