...(それは母胎を離れた後...
芥川龍之介 「続西方の人」
...人間の母胎(ぼたい)から生れてきたかどうか...
海野十三 「第四次元の男」
...そして支那や朝鮮の文化はまた印度を母胎としています...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...・感動は詩の母胎であるが...
種田山頭火 「其中日記」
...飛躍の母胎は沈潜である...
種田山頭火 「道〔扉の言葉〕」
...つい今しがた母胎を出たばかりなのに...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...即ちこの諸科学の母胎に...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...之が今日のロシア共産党の母胎たる社会民主主義労働党の前身である...
戸坂潤 「辞典」
...人民戦線の母胎たるべき社大党以外に...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...夫々の母胎である夫々の事実間の連絡を手頼りにしてであるべき筈だったのに...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...他の新たな人物の背景的母胎でもある...
豊島与志雄 「小説・評論集「文学母胎」後記」
...湯川さんの仕事の母胎になったのは...
中谷宇吉郎 「湯川秀樹さんのこと」
......
三好達治 「海から昇る太陽」
...郷土会はやがて『郷土研究』を出す母胎となり...
柳田国男 「故郷七十年」
...がこれらの最初の文化現象を生み出すに至った母胎は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...西欧を近代化する母胎であったということが出来る...
和辻哲郎 「鎖国」
...その母胎の近代初頭十五世紀に於ける情勢は...
和辻哲郎 「鎖国」
...それらが次の時代の支配勢力の母胎となっている...
和辻哲郎 「鎖国」
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