...人間の母胎(ぼたい)から生れてきたかどうか...
海野十三 「第四次元の男」
...そのような馬が母胎の中に発生するとき極めて特殊な生理的条件が存在したのである...
海野十三 「地球盗難」
...ことごとくみなこの「因縁」という母胎から生まれてくる真理であることは...
高神覚昇 「般若心経講義」
...母胎に宿るそもそもから...
高神覚昇 「般若心経講義」
...布施が六度の母胎である...
高神覚昇 「般若心経講義」
...感覚に奥在する something. それが芸術のほんたうの母胎である...
種田山頭火 「其中日記」
...之が今日のロシア共産党の母胎たる社会民主主義労働党の前身である...
戸坂潤 「辞典」
...民衆の自主的結合の母胎であり民衆利害の最大公約数的代表者であるということだ...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...社大党を母胎とすべき人民戦線統一への運動にとって...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...人民戦線への運動のためになぜ母胎自身と対立するような政党を必要とするのであるか...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...従ってこれが必ずしも自由主義哲学だけの母胎でないことは後に見る通りだが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...夫々の母胎である夫々の事実間の連絡を手頼りにしてであるべき筈だったのに...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...私はこの母胎を、台湾や北支や中支に探ってみた...
豊島与志雄 「小説・評論集「文学母胎」後記」
...私達は同じく同じ神の声を同じ母胎の中で聴き...
室生犀星 「愛の詩集」
...宏遠な天業の大範と祖神人の恩惠は忘れがちになつて、その道統から發達した現状の物質的文化の動きや色や音響の方にのみ多くを囚はれがちになり、それを基調とする輸入思想や學問の小智は、國家の母胎も、民族的本性を反省するに遑なく、唯、現代の機械的組織のみを論議するのであつた...
吉川英治 「折々の記」
...われ等を生んだ創造の母胎こそ神であるといふのも一説である...
吉川英治 「折々の記」
...生みの母胎(ぼたい)はその任務だけを果すと...
吉川英治 「新書太閤記」
...億万の民衆に愛と安心の乳をそそぐ偉大な母胎(ぼたい)でなければならないことがよく分った...
吉川英治 「親鸞」
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