例文・使い方一覧でみる「母者人」の意味


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...三枝のお嬢さんお綾さんには母者人(ははじゃびと)のおびくさんが附いて見えられる...   三枝のお嬢さんお綾さんには母者人のおびくさんが附いて見えられるの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...母者人のふところの中にいて口をたいぎそうにあけたまま乳房の口への接触をいつまででも待っていた...   母者人のふところの中にいて口をたいぎそうにあけたまま乳房の口への接触をいつまででも待っていたの読み方
太宰治 「ロマネスク」

...太郎は母者人のふところから音もたてずにころがり出た...   太郎は母者人のふところから音もたてずにころがり出たの読み方
太宰治 「ロマネスク」

...惣助はそれでも盥の傍から離れず母者人の肩越しに太郎の顔を覗(のぞ)き...   惣助はそれでも盥の傍から離れず母者人の肩越しに太郎の顔を覗きの読み方
太宰治 「ロマネスク」

...それからもっと腕をのばしてそのまた隣りの床に寝ている母者人の掛蒲団を少しばかり乱暴に直してやった...   それからもっと腕をのばしてそのまた隣りの床に寝ている母者人の掛蒲団を少しばかり乱暴に直してやったの読み方
太宰治 「ロマネスク」

...母者人は寝相がわるかった...   母者人は寝相がわるかったの読み方
太宰治 「ロマネスク」

...惣助は母者人の寝相を見ないようにして...   惣助は母者人の寝相を見ないようにしての読み方
太宰治 「ロマネスク」

...ことに母者人(ははじゃびと)が呆(あき)れ半分に感心し...   ことに母者人が呆れ半分に感心しの読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...新郎の母者人が「ドウカお吸物(すいもの)を」との挨拶(あいさつ)が無い前に...   新郎の母者人が「ドウカお吸物を」との挨拶が無い前にの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...母者人は顔の筋一つ動かさず聴いて居た...   母者人は顔の筋一つ動かさず聴いて居たの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...姉さんや叔母者人(おばじゃひと)たちは...   姉さんや叔母者人たちはの読み方
長谷川時雨 「モルガンお雪」

...「生れ付いて賭勝負に魂奪はれ、けふもあなたを廿両」といひて内侍の方へ思入(おもいいれ)あり「衒(かた)り取つたる荷物の内に、恭(うやうや)しき高位の絵姿、弥助がつらに」といひかけ「あなたのお顔に生きうつし」と云替へ、維盛に思入をなし「合点ゆかずと、母者人へ、金の無心とおとりに入り込み、忍んで聞けば維盛卿の、御身に迫る難義の段々」にて膝をうち「こゝで性根を入れかへずば」の詞に力を入れ「これ母(かか)様、いつ親父様の」にて弥左衛門に思入し「御機嫌の直る時節もあるまいと、打つて交へたる悪事の裏、維盛様の首はあつても、内侍若君の替りに立てる人もなく、あゝどうしやうか、かうしやうかと、途方に呉(く)れしその所へ、女房小せんが倅を連れ、これ権太どの、何うろてえることがあらう、親御の勘当、古主へ忠義、わしと善太をこれかうと、手を廻すれば倅めも、これちやん、おいらもおつかあと一所にと、共に廻して縛り縄、かけても/\手が外れ、結んだ縄もしやらほどけ、いがんだ己が直(すぐ)な子を、持つたは何の因果ぞと、思つては泣き、締めては泣き、後手(うしろで)にしたその時やあ、どうしてもう、いかな鬼でも蛇心でも、こてえられたもんぢやあねえ、不便や可愛や女房、ぢやあねえ倅めが、わつとひと声その時は、これちゝゝゝゝゝゝ」にて顔を指し「血を吐きました」といひて、身をふるはせ頭を下ぐ...   「生れ付いて賭勝負に魂奪はれ、けふもあなたを廿両」といひて内侍の方へ思入あり「衒り取つたる荷物の内に、恭しき高位の絵姿、弥助がつらに」といひかけ「あなたのお顔に生きうつし」と云替へ、維盛に思入をなし「合点ゆかずと、母者人へ、金の無心とおとりに入り込み、忍んで聞けば維盛卿の、御身に迫る難義の段々」にて膝をうち「こゝで性根を入れかへずば」の詞に力を入れ「これ母様、いつ親父様の」にて弥左衛門に思入し「御機嫌の直る時節もあるまいと、打つて交へたる悪事の裏、維盛様の首はあつても、内侍若君の替りに立てる人もなく、あゝどうしやうか、かうしやうかと、途方に呉れしその所へ、女房小せんが倅を連れ、これ権太どの、何うろてえることがあらう、親御の勘当、古主へ忠義、わしと善太をこれかうと、手を廻すれば倅めも、これちやん、おいらもおつかあと一所にと、共に廻して縛り縄、かけても/\手が外れ、結んだ縄もしやらほどけ、いがんだ己が直な子を、持つたは何の因果ぞと、思つては泣き、締めては泣き、後手にしたその時やあ、どうしてもう、いかな鬼でも蛇心でも、こてえられたもんぢやあねえ、不便や可愛や女房、ぢやあねえ倅めが、わつとひと声その時は、これちゝゝゝゝゝゝ」にて顔を指し「血を吐きました」といひて、身をふるはせ頭を下ぐの読み方
三木竹二 「いがみの権太」

...蔭ながら欣(よろこ)んでいて下されているに違いない中村の母者人(ははじゃびと)だ……」「はい」「やがては...   蔭ながら欣んでいて下されているに違いない中村の母者人だ……」「はい」「やがてはの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...母者人(ははじゃひと)のことよ...   母者人のことよの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...母者人(ははじゃひと)のお身をこっちへ――」と...   母者人のお身をこっちへ――」との読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...孫兵衛の母者人(ははじゃびと)イサベラ様はマリヤの笄とともに...   孫兵衛の母者人イサベラ様はマリヤの笄とともにの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...母者人(ははじゃびと)にも...   母者人にもの読み方
吉川英治 「日本名婦伝」

...母者人(ははじゃびと)は...   母者人はの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「母者人」の読みかた

「母者人」の書き方・書き順

いろんなフォントで「母者人」

「母者人」の英語の意味


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