...太郎は母者人のふところから音もたてずにころがり出た...
太宰治 「ロマネスク」
...母者人はそんなに取り乱していなかった...
太宰治 「ロマネスク」
...とうとう盥に蹴躓(けつまず)いて盥のお湯を土間いちめんにおびただしくぶちまけ母者人に叱られた...
太宰治 「ロマネスク」
...そしてお前の母者や姉妹とも逢はうね...
田山花袋 「道綱の母」
...一度はすでのこと刄をこの咽喉に當てようとした時に母者にとめられた――』『まア……』窕子も流石に驚かずにはゐられなかつた...
田山花袋 「道綱の母」
...『母者、母者……』などと言つて、道綱は遠くから走つて來て、その小さな體をかの女に投げつけるやうにしたりなどした...
田山花袋 「道綱の母」
...『母者の言ふことはそれはよくわかるのよ...
田山花袋 「道綱の母」
...『だつて母者がわりいんだ……蝉なんか取つてゐる間はないなんて言ふんだもの……それそれ...
田山花袋 「道綱の母」
...『母者! 母者!これ松蟲ね?』『どれ?』窕子は覗いて見て...
田山花袋 「道綱の母」
...母者、あの宮知つてゐるのかえ……...
田山花袋 「道綱の母」
...それから母者にもよく言うてくれと言はれてぢや...
田山花袋 「道綱の母」
...『母者! 母者!』この窕子の叫びにはもはや何の反響もなかつた...
田山花袋 「道綱の母」
...母者はもう大丈夫! 安心なさいませ!』呉葉はかう言つて道綱をなだめた...
田山花袋 「道綱の母」
...「母者、事が起った...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...「では、あの子の母者は、草心尼というのですか」高氏の話に、登子は、その感じやすい年ごろの睫毛(まつげ)を、すぐ、いッぱいな露にして聞き入った...
吉川英治 「私本太平記」
...「母者(ははじゃ)のお身は...
吉川英治 「私本太平記」
...母者をこれへおつれして来るぞ...
吉川英治 「私本太平記」
...母者人(ははじゃひと)のお身をこっちへ――」と...
吉川英治 「新書太閤記」
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