「母者」の意味
母親や女性の敬称
「母者」の例文(場面別)
- 日常会話母者のおかげで、家族が円満に過ごせています。
- 文学作品彼女は母者のような優しさで村人たちを支えていた。
- 歴史的資料この地域では、母者が重要な役割を果たしていた。
小説での「母者」の使い方
...母者人はそんなに取り乱していなかった...
太宰治 「ロマネスク」
...惣助は母者人の寝相を見ないようにして...
太宰治 「ロマネスク」
...それでも負け惜みしてこう母者人に告げたのである...
太宰治 「ロマネスク」
...ことに母者人(ははじゃびと)が呆(あき)れ半分に感心し...
谷譲次 「踊る地平線」
...目出たいことを母者に知らせて喜ばねばならぬ……』攝津介はそのまゝかの女を伴うて向こうに行つて了しまつたので...
田山花袋 「道綱の母」
...おゝ、母者が吸うた...
田山花袋 「道綱の母」
...一度はすでのこと刄をこの咽喉に當てようとした時に母者にとめられた――』『まア……』窕子も流石に驚かずにはゐられなかつた...
田山花袋 「道綱の母」
...涙が出て……』『何うしてぢや?』『母者はあの女子のことをよう知らぬのかも知れない……』『よう知りをる……美しいので名高い姫ぢやつた――』『母者...
田山花袋 「道綱の母」
...母者よく知つてゐるんぢやな……...
田山花袋 「道綱の母」
...『母者! 母者!』と二聲呼んだ...
田山花袋 「道綱の母」
...今朝七の母者(ははじゃ)がわざ/\茄子の安否(あんぴ)を見に来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...私共の家にも其母者が粕谷出身の縁故から娘の一人を預かりました...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...「生れ付いて賭勝負に魂奪はれ、けふもあなたを廿両」といひて内侍の方へ思入(おもいいれ)あり「衒(かた)り取つたる荷物の内に、恭(うやうや)しき高位の絵姿、弥助がつらに」といひかけ「あなたのお顔に生きうつし」と云替へ、維盛に思入をなし「合点ゆかずと、母者人へ、金の無心とおとりに入り込み、忍んで聞けば維盛卿の、御身に迫る難義の段々」にて膝をうち「こゝで性根を入れかへずば」の詞に力を入れ「これ母(かか)様、いつ親父様の」にて弥左衛門に思入し「御機嫌の直る時節もあるまいと、打つて交へたる悪事の裏、維盛様の首はあつても、内侍若君の替りに立てる人もなく、あゝどうしやうか、かうしやうかと、途方に呉(く)れしその所へ、女房小せんが倅を連れ、これ権太どの、何うろてえることがあらう、親御の勘当、古主へ忠義、わしと善太をこれかうと、手を廻すれば倅めも、これちやん、おいらもおつかあと一所にと、共に廻して縛り縄、かけても/\手が外れ、結んだ縄もしやらほどけ、いがんだ己が直(すぐ)な子を、持つたは何の因果ぞと、思つては泣き、締めては泣き、後手(うしろで)にしたその時やあ、どうしてもう、いかな鬼でも蛇心でも、こてえられたもんぢやあねえ、不便や可愛や女房、ぢやあねえ倅めが、わつとひと声その時は、これちゝゝゝゝゝゝ」にて顔を指し「血を吐きました」といひて、身をふるはせ頭を下ぐ...
三木竹二 「いがみの権太」
...なんぞ国の母者へ...
吉川英治 「私本太平記」
...「母者(ははじゃ)のお身は...
吉川英治 「私本太平記」
...直義は久しく会わぬ母者(ははじゃ)を見たいとはおもわぬか」直義は...
吉川英治 「私本太平記」
...苦労性な母者人はすぐ...
吉川英治 「新書太閤記」
...亡き母者や父御(ててご)の回向(えこう)に一生をささげなされよ」「……はい」「ゆめ...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
