...仙洞御所の御母后の御実弟で...
太宰治 「右大臣実朝」
...コルドリエール党(ジャコブ党に属する労働者の極端過激派)のピエール・ショオメットが太子を母后から分離して専任の監視人を置くことを提議し...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...母后から太子をひき離しておのれの新居へ連れてくると...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...母后が斬首された日には...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...叔父なるプロヴァンス伯は母后マリイ・アントアネットの敵で...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...王の太子母后に尋ねて父王の身三年来氷のごとく冷たしと聞き...
南方熊楠 「十二支考」
...また母后バトシェバを犯さんとして...
南方熊楠 「十二支考」
...たまたま母后窓よりこの女を見...
南方熊楠 「十二支考」
...母后すなわち城下の鶏を殺し尽くし...
南方熊楠 「十二支考」
...母后や祖父の大臣の意志によって行なわれることをどうあそばすこともおできにならなくて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...入道の宮をまた新たに御母后(ごぼこう)の位にあそばすことは無理であったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女院の御母后の時代から祈りの僧としてお仕えしていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御母后も内親王でいられたあとへ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...母后の御代わりとして后に立てられるのが合理的な処置であろうと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...三月は母后の御忌月(おんきづき)であったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...朱雀(すざく)院の御母后が廃太子のことを計画されて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...先母后(せんぼこう)甄氏(しんし)には...
吉川英治 「三国志」
...母后の兄である祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の聖人の手に渡り...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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