...(養家は母かたの伯父の家だった...
芥川龍之介 「点鬼簿」
...母かたの祖父の金婚式へ顔をつらねるためもあった...
芥川龍之介 「春」
...それをやっと捉えたのは母かたの祖父の金婚式から帰って来た夜(よる)の十時ごろだった...
芥川龍之介 「春」
...尊しやみじろぎもせで大御母かたゐのむれをみつめ給ひき臨終の感謝の祈り御仁慈の碑の後に禮拜堂...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...母かたの姓を名乗って...
久生十蘭 「キャラコさん」
...わたくしは母かたの遠縁に当る常盤家へ引取られたのであった...
山本周五郎 「やぶからし」
...母かたのいとこですが」「わしはな...
吉川英治 「新・水滸伝」
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