例文・使い方一覧でみる「毅然と」の意味


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...全国民がこの惨禍に対し毅然として堪え忍ぶ鉄石の精神を必要とする...   全国民がこの惨禍に対し毅然として堪え忍ぶ鉄石の精神を必要とするの読み方
石原莞爾 「戦争史大観」

...彼は氣持のいい毅然とした顏つきで...   彼は氣持のいい毅然とした顏つきでの読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...この乱世を毅然として生き抜いた人である...   この乱世を毅然として生き抜いた人であるの読み方
中谷宇吉郎 「露伴先生と神仙道」

...私は貴方(あなた)の奸策を皆(み)んな父に話して笠森さんを呼戻さなければなりません」「これ程まで云っても」「帰って下さい」美奈子は毅然として丹波丹六を峻拒(しゅんきょ)したのです...   私は貴方の奸策を皆んな父に話して笠森さんを呼戻さなければなりません」「これ程まで云っても」「帰って下さい」美奈子は毅然として丹波丹六を峻拒したのですの読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...太子は毅然として最後まで屈しなかった...   太子は毅然として最後まで屈しなかったの読み方
久生十蘭 「カストリ侯実録」

...どんなに毅然としていて...   どんなに毅然としていての読み方
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」

...一番毅然とせねばならない...   一番毅然とせねばならないの読み方
北條民雄 「孤独のことなど」

...妻は毅然として夫の顔を見上げた...   妻は毅然として夫の顔を見上げたの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」

...おとなしいうちにも何か毅然としたものをもっている人であったが...   おとなしいうちにも何か毅然としたものをもっている人であったがの読み方
三木清 「読書遍歴」

...掩(おお)うものもない塹壕の中に毅然として立つ大将も...   掩うものもない塹壕の中に毅然として立つ大将もの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...同時に世の荒波の唯中に毅然として立つことくらいむつかしいことはないであろう...   同時に世の荒波の唯中に毅然として立つことくらいむつかしいことはないであろうの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...両刀を抜いて毅然と立つ...   両刀を抜いて毅然と立つの読み方
山中貞雄 「武蔵旅日記」

...モリエエルが毅然として其(その)希望を容れないので初めの御(お)世辞に似ず悪体を吐(つ)いて帰つて行(ゆ)く...   モリエエルが毅然として其希望を容れないので初めの御世辞に似ず悪体を吐いて帰つて行くの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...毅然と構えながらももじもじしていた...   毅然と構えながらももじもじしていたの読み方
吉川英治 「三国志」

...ひとり、なお余息を保っている吉平は、毅然として、天地に恥じざるの面(おもて)をあげ、曹操をにらんで云った...   ひとり、なお余息を保っている吉平は、毅然として、天地に恥じざるの面をあげ、曹操をにらんで云ったの読み方
吉川英治 「三国志」

...四名ひとしく毅然と胸をならべて答えた...   四名ひとしく毅然と胸をならべて答えたの読み方
吉川英治 「三国志」

...「使節に問うが、汝の主人孫権は、ひと口にいうと、どんな人物か」趙咨(ちょうし)は鼻のひしげた小男であったが、毅然として、「聡明仁智勇略のお方です」と答え、それから臆面もなく、曹丕を正視して、眼をぱちぱちさせながら、「陛下、何をくすくすお笑い遊ばしますか」と、反問した...   「使節に問うが、汝の主人孫権は、ひと口にいうと、どんな人物か」趙咨は鼻のひしげた小男であったが、毅然として、「聡明仁智勇略のお方です」と答え、それから臆面もなく、曹丕を正視して、眼をぱちぱちさせながら、「陛下、何をくすくすお笑い遊ばしますか」と、反問したの読み方
吉川英治 「三国志」

...決意した際には勇敢で毅然としているが...   決意した際には勇敢で毅然としているがの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「毅然と」の書き方・書き順

いろんなフォントで「毅然と」

「毅然と」の英語の意味


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